モテる人ほど「恋愛なんてどうでもいい」と考えている!?

恋愛がうまくいかない人の特徴として「考えすぎ」というものがあります。

例えば、いいなと思う人がいる場合、そのような人が見つかったら、女性であっても、近づくためのアプローチをした方がいいのですが「こんなこと言ったら、引かれるだろうか?」「(社内恋愛の場合)仕事がやりにくくなるかな?」「周りのみんなに、変に思われるかな?」などなど、行動をするまえにあれこれ考えてしまう人はどうしても恋愛が下手な方が多いです。こういった考えすぎタイプは、高学歴だったり、キャリアのある人に多い印象があります。

しかし、考えすぎた揚句、結局何もできなかった……となると、大変もったいないですよね。気持ちがお相手に伝わらないどころか、自分で考えたシナリオに踊らされて、最悪の場合、中途半端に避けてしまったりして……。うまくいくものも、いかなくなってしまいます。

バブルを知っている時代の男性相手であれば「多少逃げる女も追いかける」という文化がありますから、奥手な女性のままでもいいのですが、それ以降の世代の男性方は「相手に脈がなさそうなら、諦める」という考え方の持ち主が多いのです。
ですから、こちらが好意を見せないと、付き合うという関係まで進展しないこともあります。また、なんとか付き合えたとしても、付き合ってから心の距離が縮まらないという事態が起こる場合もあります。

対策としては、あれこれ考えず、とりあえずやってみるのがベスト。「とりあえず誘ってみよう」「とりあえず電話してみよう」という感じですね。

もちろん、自分から行動すると、失敗する場合もあります。そういう時も「タイミングが悪かったのかな?」とだけ考え、あまりあれこれ悩まない方がよかったりします。

ある意味「どう思われてもいい」くらいの気楽さで行動する方が、恋愛をうまくいかせる秘訣なんです。
いきなり考えを変えるのは難しいですので、1日に1つだけ「どうでもいい」と思って行動するとそんな自分に慣れてくると思います。


どうしてもうまくいかないのなら…環境をかえてみては?


そうはいっても、そんなこと簡単にできないんです……という方は、少しだけ、付き合う友達を変えてみるといいかもしれません。

誰かと付き合うことにしろ、結婚にしろ、うまくいく人は「なんとなく、恋愛や結婚にいいイメージがある」という場合が多いです。
当たり前のことですが、潜在的に恋愛や結婚に悪いイメージを持ってしまっていると、実際に自分が恋をしようとしたときに悪い方向に働いてしまうということです。

例)
周りの友達は既婚だけど、生活が大変そうだ
不倫をしている友達がほとんど
独身生活を満喫している友達が多い
――このような友達自体に問題があるというわけではありませんが、こうした境遇の人が周りに多い場合、恋愛や結婚にいいイメージを持ちにくい仲間であることは確かですよね。

よいパートナーを見つけたい場合、今までの友達と別のジャンルの人と仲良くなってみるのもひとつの手。

具体的にいうと
・なぜか、彼氏が途切れない。しかも、付き合うと大切にされることが多い
・それほど良妻でもないのに、旦那さんがとてもいい人
・いわゆる「だめんず」と付き合ったことは、一度もない

このような感じで、恋愛や結婚にいいイメージがある人と触れ合うことで、自然と自分の中の恋に対する印象も変わってくれるかもしれません。

今の自分を変えたい時、お手本となる人は「自分より少しだけ、前を歩いている人」だったりします。恋愛や結婚でいうと、そこそこ幸せな関係を、誰かと築けている人……ということですね。
そういう人と身近に接することで、誰かと付き合ったり結婚することへのハードルが低くなりますし、「このくらいなら、自分もできるかも?」という気持ちになってくるもの。また、うまくいっている人と自分との違いも、わかりますしね。
実際に友達と出会えない場合、SNSでやりとりをするような仲間でも構いません。1人でも多く、そういう友達を作って、気楽に恋してみてくださいね♪ 恋愛に”考えすぎ”は厳禁です。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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