本人は悪気ナシ!? 「ネガティブ男子」とうまくやっていく3つのコツ

24時間365日、ポジティブで機嫌がいい人は存在しないもの。とはいえ、あまりにネガティブな言動が多すぎると、いつも一緒にいる恋人は辟易してしまいますよね。「これイイね!」と盛り上がっていたら、「そんなのすぐ流行らなくなるよ」とディスったり。「◯◯楽しそうだよ、行こうよ!」と言えば、「あんなのつまんないよ」と一刀両断してきたり……。楽しい気分も、これではちょっと盛り下がってしまいます(笑)。ただ、誰の前でもこういう言動をする人は、あまり悪気がなく、生まれつきの性格という可能性も大。好きな相手なのであれば、あまり振り回されず、上手に対処していきたいものですよね。今回は、そんなネガティブな恋人とうまくやっていくための3つのコツをご紹介します。

目次

“ネガティブ男子(女子)”と上手くやっていく3つのコツ


(1)ネガティブな言動に「反撃をしよう」と思わないこと
コツの1つ目は、「反撃をしよう」と思わないこと。例えば、デート中に「この映画見たいな」と言ったら、「えーあの監督の最近の作品、ダメじゃん」とネガティブな意見を返してきたとき。もしも、こちらが「そんな風に言われたら、楽しめないじゃん!」「なによ、あなたの好きな△△の映画だって、くだらないじゃない」なんて反撃してしまうと、言い争いになり、険悪になるのは必至ですよね。

そうではなく、「そっか。私は最近の作品も好きだし、きっといい映画だと思うけどな〜」などと反論せず、自分は自分でポジティブに思っています、ということだけを伝えてみましょう。もしくは、「わかった。じゃ、今度また別の機会に友達と見るね」なんて穏やかに返せば、彼も「いや、別に見たくないとは言ってないし……」なんてブツブツ言いながら付き合ってくれるかも(笑)。あくまで平和主義の態度を貫きましょう。

(2)深刻になるべからず! ネガティブをネタにする
また、「そもそも相手は“そういう性格”だから深刻になる必要はない」と考えて、楽しく突っ込んでみるのも一案です。上記の例で言えば、「出たー! 辛口映画評論家!(笑)」「どのあたりが気になりますかね、巨匠!?(笑)」などなど。バカにするのではなく、「まったく、ネガティブなんだから〜」と明るく突っ込んで、その性格を二人の間で“ネタ”にしてしまうような感覚です。ありのままの相手の性格を受け入れようという姿勢なので、きっと相手側もあまり嫌な気はしないはず。

逆に、「そんな風に言わなくても……」「どうして私の発言をことごとく否定するの?」なんて深刻に返してしまうと、どんよりしたムードになっていくだけ。「この人は、1回否定してからじゃないとイエスと言えないあまのじゃく”なんだな」くらいに気楽に捉えておくといいでしょう。

(3)自分が先にネガティブの“先制攻撃”をしてしまう
3つ目は、相手の性格を逆手に取った方法です。自分が先にネガティブな発言を言って、先制攻撃をしてしまうのですね。上記の例で言えば、「この映画見たいな。でも口コミにイマイチって書いてた人もいたからどうかな……」「この映画見たいけど、最近この監督の作品、いまいちだよね〜」などなど。

するとネガティブな人は、その発言に対して「口コミなんて信用できないじゃん」「確かに最近はヒット出してないけど、才能あるよ、この人は」などと、さらにネガティブに返してくることが期待できます(笑)。そうしたら、「そう思う? じゃあ見てみようか!」なんてポジティブな方向に持っていけるかも!? 相手のネガティブさを理解して、こんな風にうまく応対するのもおすすめです。

ネガティブさは「長所」になることも!


悲観主義でネガティブな性格は、ひとつの個性。「慎重さ」の表れとも言えますし、見方を変えれば、長所になることもあります。特に恋人や夫婦は、お互いを補い合って成り立つ関係。「私は人を信用しすぎて失敗するから、彼にブレーキになってもらおう」「私の買い物の無駄遣いを止めてもらうときには、役立つな!」なんて捉え方もできるでしょう。好きな相手の個性を受け入れ、仲良く過ごす方法のひとつとして、ぜひ上記ご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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