勘違いしてない? サバサバ系とガサツ女子の差

「サバサバ」とは物事にこだわらずアッサリしているさま。さばけているさま。
「ガサツ」とは細かいところに神経が行き届かず,雑で荒っぽいさま。

――大辞林によると、サバサバとガサツにはこのような違いがあるようです。
この説明からも少し垣間見られるのですが、サバサバしているというのは、アッサリ、さばけているなどメンタルの部分を多く含んでいるように思えませんか? その反面、ガサツというのは雑、荒っぽいと、表面から見てわかるシグナル。五感に直接、不穏な何かを働きかける人をガサツと呼ぶような気がします。

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男性がドン引きするガサツ女子の特徴


gooランキング編集部が実施した”ガサツ女子”の特徴を男性に調査したアンケートによると、その結果はやはり目や耳で確認できるものばかりでした。
たとえば「いつでもどこでも声が大きい」「洋服を床に脱ぎ散らかして放置」「靴の踵を履きつぶしている」「ドアや窓の開け閉めが乱暴」「初対面でもタメ口」「人前でカラダをぼりぼり掻く」「クシャミが大きい」などなど。まさに騒音をまき散らし、見た目にも大雑把過ぎる行動が多いですよね。まるで怪獣みたいです。

サバサバした女性とは「男友達が多い」「ひとりで行動するのが平気」「弱みを見せない」「空気を読むことが得意」「女性らしい一面をしっかり持っている」
――こんなタイプを、多くの人がサバサバしていると受け取るようですね。サバサバした女性というのは、自立していることが多いため、男性から見ると「ひとりで生きていけそう」というクールを感じさせます。故に、恋愛対象としてみない人もいるでしょう。一方で、「面倒な女は嫌だ」と思っている人には、サバサバ女性は人気が高いようです。

では、ガサツ女性はどうでしょう? ガサツ女子の場合、大半が、自分をサバサバ女性だと思って、その行動を気に入って行っていることが多いです。「小さなことなんて気にしない」という、豪快さをカッコいいと思い、自分なりに豪快になってみたら、それが騒音をまき散らすことにたどり着いたのでしょう。

でもサバサバ女性は、豪快な面はあっても、人に迷惑をかけることはありません。「空気が読める」とあるように、その場の空気をぶち壊すような発言などしないんですよね。物は大切に扱いますし、人に不快感を与えるような態度や行動はとらないはず。むしろ普段、余計なことは悪口も含めて口にしません。ここぞというときだけ、自分の意見を貫くような姿勢を見せるでしょう。

自分がガサツ女子か調べる方法


今の時代、携帯に動画撮影機能などもありますから、試しに自分の日常を、録画してみると面白いかもしれません。意外と足で扉の開け閉めをしていたり、ドタンバタンと騒音を立てて動き回っている自分に気が付くはずですよ。

他にもガサツ女子の特徴として、男性はこんなところも見ているよう。
「ご飯を食べる時あまり噛まずに飲み込む」「ゴミ箱がいっぱいでも上から詰め込もうとする」「靴を履いた後に忘れ物に気づくと、靴を履いたまま室内へ戻る」「料理をお皿に盛りつけず、鍋のまま食べる」「機械が動かなくなったらとりあえず叩く」などなど。ガサツ女性にしたら、「もう、うるさい!」と言いたくなるかもしれません。でもこれら、やらない人はやらないんですよね。

サバサバ女子を目指しているなら、一度自分を客観的に見てみましょう。目で見てわかるなら、見極めも簡単。直すのも楽なはず。あなたが、男性からドン引きされるガサツ女として定着する前に、サバサバとしたいい女へと早くシフトしましょう!
(鈴木ナナ)

この記事を書いたライター

鈴木ナナ
関西在住のフリーライター。お酒と食べ歩き、人間観察が好き。心理カウンセラーの資格を有し、夜な夜な面白い人を探しに街へ繰り出すのが趣味。食べログ京都マスター。日本最大級の京都グルメインスタアカウント「KYOTO STYLE」アンバサダー。

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