小さな違和感を見逃すな! ヤラずに正解な男の特徴5つ

女性は男性と何度か食事やデートを重ねながら
「もうそろそろかな……」
「このひととなら関係を持ってもいいかな……」とジャッジしているもの。

しかしそんな女性の好意を一瞬でこっぱみじんにする、男性からの破壊力抜群の言葉が、残念ながら世の中には存在する。
一緒に見てみよう。

目次

「せっかく来たのにもったいないでしょ?」


・「郊外までドライブにいった帰り道、ラブホ街が見えてきたなあ……と思ったらいきなりホテルの駐車場に停められた。抵抗したら相手の男が『だって時間とお金かけてせっかく来たんだから、もったいないでしょ?』と言い放った。
“何それ、そんなにガソリン代が勿体ないの?”“彼の労働の対価と引き換えに寝ろってこと?”……って思ったら一気に冷めた。
『ハイ、これきょうの運賃よっ』ってそいつに3000円投げつけて、そこからタクシーで帰った。出費は痛かったけどあんな男と寝るよりず~~~っとマシ」(30代・システムエンジニア)

――「とにかくなんとかしよう」と焦るあまり、つい男性の本音がダダ漏れしてしまったパターン。関係を持つか持たないかという瀬戸際において男性のあからさますぎる言動ほど女を冷めさせるものはない。

「そんな細かいこと、今どうでもいいじゃん!」


・「付き合い初めの彼と初エッチの時、彼の爪が伸びてるのが目に付いた。それもかなり痛くなりそうなレベル。ラブホだったから『フロントに言えば爪切り貸してくれるんじゃない? ちょっと切ってくれる?』とお願いしたら
『そんな細かいこと、どうでもいいじゃん!』とキッパリ。おまけに『おまえってムード台無しにする女だよなあ』とも……。『どっちがよ!?』って怒り狂いながらそのまま何もせずに帰った。女の体を思いやれない男ってマジ最低」(20代・ショップ店員)

――“その道の達人”たちが「セックスの上手い男」としてまず第一に上げるのが手や指がキレイなことだそうだ。
女性にとって相手の男性の手が清潔で爪がちゃんと切られていることは喜ばしいこと。それは女性に対しての敬意、大事に扱ってくれそうだと安心できるからだ。
この彼はいざという瞬間になって “馬脚をあらわした”とも言える。爪が伸びっぱなしの男は女にとってお呼びでないということだ。

「そんなハズはない! キミの勘違いだ!」


・「デートのときから“なんか匂うなぁ~”と思ってたけど、それはバーでつまみに頼んだチーズのせいだと思ってた。でも、いざ彼とキスしたら……『ぎょえ~!』って叫びたくなるような口臭! 『ごめん、言いにくいんだけど、歯磨きしてきてくれない?』ってお願いしたら、
『そんな訳ないよ! キミの勘違いだ!』って激怒された。勘違いのわけないじゃん。素直に認めてくれれば一緒に対策を考えてあげたのに……」(30代・経理)

――彼が取るべき行動は「ごめん! そう?」とその場で謝るべきだったのではないだろうか。男が素直な女性が好きなのと同様、女だって素直な男性に弱いもの。口臭はまっぴらゴメンだ、という女性も数多いが、愛があれば“ニオイを消す”方法をいっしょに考えることだってできるかもしれない。その機会すら逃してしまったこの男性のその後が気になるところである。

「俺達めちゃめちゃ相性いいと思う」


・「飲み会で知り合った彼に熱心にくどかれ、“まだ早いよなぁ”……と渋る私に彼がいった一言がコレ。『俺達絶対相性いいと思う!』
……正直、“は?”って感じでした。その決めつけは何? そのあともしつこく口説いてきたけど、冴えないルックスのおっさんだし、その姿は滑稽でしかなかった。口説き文句はもうちょっと考えてほしいよ」(20代・服飾モデル)

――エッチ関係においては自信満々なことを言う男性に限って、実際コトに及ぶと大したことない場合が多い。
口だけで実践においてはてんでなっていないお粗末君だったりする。
男性自身は他の男がどんな風に女を扱うのかを知らない。
特殊な趣味を持つ人意外、男性は自分と他の男性といたすことを比べたことなどない。他を知らないのに自分の能力やチン力に勝手に自信を持ち、それををひけらかすことほどアテにならないことはない。
その能力を判定するのは受け身である女性のほうだのだ。

「あの映画はダメだね。観なきゃ良かった」


・「大流行してる映画を彼といっしょに見にいったときのこと。ステキな物語で私は気に入ったのだけど、見終わるなり延々彼のダメ出しがはじまった。監督、女優、ストーリーの展開に至るまで、その後立ち寄ったカフェでも作品のすべてを批判しまくり。“気に入らないにしても、もうちょっと言い方ってものがあるでしょ?”と、ツバを飛ばしながら口汚くののしる彼の顔を見てスーッと冷めていくのを感じた。あのまま寝てたら、私の体も批評されまくったんだろうな~と思うとゾッとする! ホントやんないで良かった(笑)」(30代・金融事務)

――この彼はもしかしたら作品を熱く語ることで「世間とはものの見方が違うちょっと知的な俺」を彼女にアピールしたかったのかも知れない。だが女というのは噂話は大好きだが、男性の批評などは聞きたくはないし「評論家気取りの男」を好きではないのだ。
「行為後にダメだしされてたかも……」という彼女の予感は正しかったと言える。

女はまだ寝ていない男性のすべての言動を、「寝ていいかどうか」の判断材料にする


この5つの言葉のどれかひとつでも投げかけられ、それでもその彼と関係を進んで持ちたがる女性というのはかなり少ないのではないだろうか。

女はまだ寝ていない男性のすべての言動を、「このひとと寝てもいいのかどうか」という心の中の問いへの判断材料にする。
「せっかく来たのにもったいないでしょ?」という台詞からはケチでせかせかした行為を連想するし、痛い爪や口臭は言語道断。「俺達相性いいんだ」などと断言する男はまず“俺様セックス”しかしないだろうし、「アレはダメ!コレはダメ!俺ならこう!」と自分の弁舌に酔って気持ちよくなっている男性には、ひとりよがりな行為しか女は連想できない。

そしてその“無意識のジャッジ”は大抵の場合正しい。人は心が体を動かすのだ。彼の「性格」や「思い」はそのままベッドの上での所作に繋がる。もしデートで「この人の言ってること、なにかおかしいな……?」と感じたらその違和感の原因を取り除くまでは安易に彼と寝ず、様子を見ることをおススメする。
「やらなきゃよかった……」という夜を積み重ねたところで女が得られるものはなにもないのだから。

男性と関係を持つときは“小さな嫌悪感”を決して無視してコトを進めるべからず。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。