理系の彼とケンカになったとき相手を骨抜きにする方法

「付き合っている彼氏が、理系なんです」という女性は、どのくらいいるでしょうか。理系の男性と結婚している方もいらっしゃるでしょう。

恋愛コンサルタント的には、理系の男性は長く付き合ったり結婚するにはおすすめの相手です。少々、理屈っぽいところはあるかもしれませんが、勤め人としても食いっぱぐれがない場合が多いですし、仕事や研究に忙しくて、浮気をする時間がない人が多いからです。
見た目も、女性が「素敵!」と一瞬で思うようなイケメンとは少し違いますので、浮気のチャンスが少ないともいえるでしょう。

そんな、一見恋人にするにはもってこいの理系男子ですが、
彼らの最も困るところといえば、「状態が悪くなった時、理詰めで言い返してくるので、女性が傷つく」ということですね。

女性の立場からすると、ちょっと構ってほしくてケンカを吹っかけただけだったりするのですが、彼らは女心をわかっていないわけです。
どちらかといえばキャパが狭いので、ケンカで何か言われると、自分の身を守るために理詰めで言い返すとも考えられます。

例)
女性「私たち、どこにも行ってないじゃない」
心の声(たまには、あなたのデートしたいな♪)

男性「今は余裕がないから、仕方ないだろう?」
心の声(君との将来のために、今はこのプロジェクトを優先したい。わかってほしいんだ……)

ちょっとわかりやすすぎるパターンを書きましたが、こんな感じで、すれ違いが起きてしまうんですよね。

そういう人にとっては、質問や反論の中身がどうというより「相手に勝てるかどうか」だけが重要だったりするもの。
ですから、できるだけ、そのエネルギーを鎮める方向に持って行った方が必要なのです。

例えば、こんな感じ。

男性「俺のことばかり言うけど、君だって、家事が全然できていないじゃないか!」
女性「確かにそうね! 家事は一人じゃ難しいから、人手が必要なのよ♪ あなたは○○ができるから、それをやってもらえると助かるなぁ~☆」

こうして相手をおだて、骨抜きにしてしまえば、それ以上言い返されることはあまりないですし、あなたの希望もなし崩しに受け入れてもらえるかもしれません。

とりあえず、彼の着眼点を褒めてあげることがポイントですね。
そのうえで、あなたのしたいような結論に持って行ってしまえばいいのです。

最初は難しいと思いますが、ブレない心を持って何度もやっていけば、うまくできるようになりますよ。
コツは「ATM(明るく、楽しく、前向きに)」ですね。彼からお金を引き出すということではありません(笑)。

カップルが長く付き合ったり結婚している場合、衝突は避けられないもの。
どんなことでも、いったん相手を受け入れて評価すると、冷静な話し合いができることが増えますよ!
(橘つぐみ)

関連記事