「デートでの見送り方」でわかる!? 3つの恋愛タイプとは

デートを終え、別れ際の駅などでは、どちらかが見送る側になることは多いですよね。皆さんは見送るほうが好き(得意)ですか? それとも、見送られるほうが好き(得意)ですか? 通常、女性が見送られることが多いとは思いますが、「見送られるのは、なんだか居心地が悪い」「名残惜しくて、自分からうまく去れない」という女性もいますし、男性の中にも「マナーだと思って見送っているだけで、実はそんなに好きではない」という人もいます。こうした別れ際の本音は、どうやら「恋の終わり」におけるスタンスと近しい傾向があるようです。

目次

(A) 見送るのが心から好きな人……恋愛でも最後まで手を振るタイプ!?


好きな異性が帰っていくのを見送るのが好きで、逆に見送られる立場になるのは居心地が悪い、うまく自分から「じゃあね」と帰れない――。そうしたタイプの男女は、恋の終わりでも自分からはなかなか去ることができず、完全に相手から振られるまで粘ったり、失恋後も長く未練を残してしまったり……そんな傾向があると言えるかも!? 相手を思いやる気持ちが強く、包み込むように優しい、愛情深い人も多いですが、そのぶん相手を安心させすぎてしまい、身勝手なことをされた挙句に振られてしまう、なんてことも起こりがち。執着や未練も残しやすく、なかなか立ち直れない人も多いようです。このタイプの人は、恋愛で以下のような点に気をつけるといいかもしれません。

<Aタイプの人の恋愛教訓>
・サービス精神は控えめに。「優しさは時々くらいのほうが伝わる」と心得る
・頑張りすぎず、自然体で愛し愛される関係を目指す
・恋愛一色にならず、時間や気持ちの「切り替え上手」を心がける

(B) 見送られることが得意な人……恋愛でもあっさり去るのが上手い!?


一方、異性に見送られるのが得意な人や、見送られる場面でもあっさり自分から「じゃあね!」と去れる人は、恋の終わりでも、自分から去ることや乗り換えが得意な傾向がある、と言えるかも!? 甘え上手で、異性の母性本能や庇護本能を刺激するタイプも多いですが、そのぶん相手を翻弄しすぎたり、愛されている余裕から身勝手な行動をしたりして、恋愛の危機を迎えがち。ひとりの異性に執着することは少なく、あまり未練も残さない恋愛上手ですが、“なりゆき任せ”な恋愛をして、交際後に苦労することも。面倒な問題が起きると早々に見切りをつけて逃げてしまうケースも見受けられます。このタイプの人は、以下のような点に気をつけるといいかもしれません。

<Bタイプの人の恋愛教訓>
・長続きする良好な関係を築くためには、面倒でも、相手と向き合うことが必要な時もあると知ること
・相手をよく見て、多少なりとも尊敬できる部分のある異性を選ぶこと
・「ギブアンドテイク」の意識を忘れないこと

(C) 見送るのも見送られるのも不要だと思っている人……執着がなさすぎて、短命恋愛に!?



最後はAでもBでもないタイプ。正直、見送ることも見送られることも不要だし、お互いの都合のいい場所であっさり別れるのが好き、という人もいますよね。このタイプは恋愛そのものへの執着が少なく、恋愛がなくても全く不都合を感じないという人も多いようです。かなりクールなスタンスゆえ、相手を寂しがらせたり、逆に一方的に夢中にさせたりして関係性が崩れることも。お互いにこのタイプならば問題はないですが、恋愛をうまくいかせたい場合は、以下のような点に気をつけるとよさそうです。

<Cタイプの人の恋愛教訓>
・自分なりの「愛情の示し方」を身につけ、相手にわかってもらう努力をする
・なんでもかんでも「お金」や「理屈」では解決できない、と心得る
・余暇や空き時間も大切にし、時々は「面倒でも楽しいこと」に取り組んでみる

いかがでしょうか。初めてのデートなどでは、“紳士マニュアル”として一応見送ってくれる男性も多いと思いますが、本音の部分ではどうしたいか、次第にわかってくるはず。駅での見送り方や態度から、自分や相手の恋愛傾向を見てみるのも面白いかもしれません。お楽しみ程度に、ぜひ試してみてくださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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