合コンの成功は幹事次第!? 合コン幹事が気をつけるべきポイント4つ

幹事……筆者愛用の国語辞典には、「会や団体の中心となって事務を受け持つ人。また、その役。会などの世話役」とあります。難しく感じますが、私たちの日常に落とし込むと、要するに「飲み会のまとめ係」といったところでしょうか。ここでは、様々な飲み会の中から「合コン」に的を絞り、合コン幹事の心得について考えたいと思います。

目次

大事なのは参加者への「感謝」


「心得」と書くと、だいぶ堅苦しいですが、参加者への感謝の気持ちがあれば、誰でも名幹事になれると筆者は思うのです。筆者は、合コンの幹事を任される機会がしょっちゅうあるのですが、三十路を過ぎると参加女性を集めるのもひと苦労! 皆、結婚して家庭に入っていたり、ステディな間柄の彼氏がいたりするものですから。だからこそ、参加してくれる女友達には、「ありがたや!」と、自然に感謝の念が生まれるのです。

参加者をモヤモヤさせるべからず


肝心なのはここから。心の中で感謝するだけでなく、行動で示しましょう。参加女性たちが何を望んでいるのか考えれば、答えはカンタン! まずは、先方のスペックをわかる限り明確に伝えるのです。年齢やら職業やら。以前、合コンに誘われた際に、「○時に△△という店で」だけしか事前情報を伝えてもらえなかった経験がありました。何人VS何人なのかすらわからないと、参加する側としてはモヤモヤするんですよね。

呼ばれる側からは聞きづらい


また、幹事女性と筆者の年齢がそこそこ離れていたため、男性側の年齢も気になりました。「幹事女性と同様に、男性陣も皆、20代なのかしら」「幹事女性が集めたほかの参加女性も20代なのかしら」などなど、そりゃ気になります。気になるなら直接聞くべきとツッコミが入りそうですが、呼んでもらう側からあれやこれやと訊ねるのは、なんだかガツガツしているみたいで気が引けるのです。

結論! 合コン幹事を担う際は、先方スペックを、聞きたくても聞けない参加者の微妙な心情に配慮して、能動的に詳しく伝えてあげましょう。

「連絡先交換」は合コン最大のミッション!


合コンで大事なのは、「その場が楽しく盛り上がること」ではありません。最優先すべきは「連絡先の交換」です。ところが、これがなかなかうまくいかないケースも存在します。その場が楽しく盛り上がり過ぎて、うっかり連絡先交換をし忘れた……などの悲劇を、筆者は何度も目撃しております。「斜め向かいに座っていたA君、素敵だったけど連絡先交換できなかったなぁ」と、帰宅後枕を濡らすのはあまりにも切ないですよね。

諦めるのはまだ早いです! 文明の利器を活用しましょう。LINEです。LINEには、「グループ」という、利便性の高い機能が備わっております。男性側の幹事と連結し、速やかにグループを作りましょう。そこから、個別に連絡をとりたい人物には、各々アクセスすることができます。一応、グループを作る前に、「グループを作っていい?」と確認をとりましょう。まさか、「イヤ」なんて言う参加者はいないと思いますが……。

幹事って、面倒なことも多いですが、参加者への感謝を行動で示すことで、終了後にはあなたが皆に感謝されますよ。名幹事を目指して頑張ってくださいね。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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