男の理想に一番近い? ヤドカリ女子にありがちな家付恋愛傾向

筆者の周りには交際期間「0日」で男の家に住み始める女友達が何人かいます。
理由を聞くと、たいていが、彼の家が職場から近いから、遊ぶ際に立地がいいからなどとみんな口をそろえて言うのです。
立地がよい家を持つ男性をローテーションして、いつもやり過ごしている友人たちは、ヤドカリのように見えました。ヤドカリと違って建物の大きさにはこだわりませんが(笑)、それはある種の女の本能のようなものも感じられました。
かくいう私も交際3日ほどで同棲を決めた女です。理由は仕事の都合や、彼の家が繁華街ど真ん中にあり、一緒に住むことにメリットしか感じられなかったから。
ともあれ、女性が男性と付き合う際に「家」を重視するのはなぜなんでしょう?
女子が男性に「家」を求めるのは必然なのでしょうか?

目次

「家」に入るのが女だから


嫁という字は女に家と書きます。そのくらい女にとって家というものは必要不可欠のものなのだと思います。家に入るというのは女の本能的な行動であり、配偶者を決める上で判断材料として濃厚なものになるからとも考えられます。
また相手の家で家事をすることで「女としての存在意義」が満たされる傾向も。

同棲したほうが相手の内面が見やすい


一緒に生活を共にするということはてっとり早く相手を知れるということ。
たまに彼の家に遊びに行くなどカジュアルなものではなく、相手と生活を共にすることでしか見えない相手の内面も必ずあります。
そのため現実的かつ、せっかちな女子はさっさと同棲も決めることも多いのではないでしょうか。

結婚を考えた際に相手のステータス(収入)がわかる


立地によって家賃や家の値段は大幅に変わります。郊外は安いし、山手の外か中でもだいぶ違うのが東京。普段の生活は質素だけどいい立地の場所に住んでいれば高収入だろうと思いますし、逆に立地が悪く安い家賃での家なら貯金が多いのかもしれない。
結婚に必ずついてくるお金問題は案外、男性の家を見れば簡単にわかるということが本能的に備わっているのかもしれません。

不景気真っ只中の時代背景もありますが、女性が男性のステータスとして「家」を見るようになったのは今に限ったことではないはず。同棲へのハードルは高いように感じて、賢い女性たちは案外こういうところで結婚できるかどうかなど、相手との価値観を図っているのかも。
ヤドカリ女子たちは、”すぐ男の家に住み着く女”と蔑まれることもあるかもしれませんが、男としてみれば家事もやってくれて、なおかつ内面や生活スタイルなどの価値観も簡単にわかるのだから特にデメリットはないように思います。
あなたもヤドカリ女子になりたいかどうかはさておき、男に「すぐにでも家に来てほしい! 入ってほしい!」と思われる女でいることにこしたことはありません。そういう女性が男性にとって理想の女像に一番近いはずでしょうから。
(エルメス)

この記事を書いたライター

エルメス
韓国×ロシア×日本のハーフ。タレント、女性ファッション雑誌ライターを経て、2016年IT系会社を起業し、経営者に。恋愛・ファッション・美容記事が得意。ホラー映画をこよなく愛する女社長。

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