わかっているのに離れられない…ダメンズに惚れる女子の特徴

認めたくはないけれど、もしかして……。本当は薄々、気付いているのではないだろうか? あなたの彼がいわゆる『ダメンズ』だと言うことに。そう感じながらもダメな男との関係を続ける女性は多い。なぜ、女達は周りから見たら一目瞭然の『ダメンズ』にのめり込んでしまうのだろうか。

目次

私だけが彼のことを分かってあげられる

  
他人に誤解されやすい彼。見た目の派手さが他人の嫉妬を買い、引き寄せられた女達の逆恨みでよからぬ噂を立てられる。そんな彼の本当の良さを分かってあげられるのは私だけ! ……本当にそうだろうか。少なくとも信じようとするあなたの気持ちを汲んで、誤解を招かないような行動を取っているだろうか。説明もせずにただ闇雲に「俺を信じていればいい」なんて誠実さのカケラも感じられない。求めているのは見返りではなく説明。それすらできないのならば彼は立派なダメンズだ。
 

今度こそ変わってくれるはず

  
今まで色々なことがあったけれど、反省しているし今度こそ変わってくれるはず。同じことをくり返す彼も病気なら、何度裏切られても「今度こそ」と思ってしまうあなたも病気と言えるかもしれない。一度ならず二度までも裏切られたのなら、彼はこの先もきっと変わることはないだろう。変わらない彼を受け入れる覚悟があるのなら止めはしないが、それが自分の望む人生なのかしっかりと考えてみよう。

彼は私がいないとダメ

  
彼は私がいないとダメ、と思っているあなた。一度彼を1人にしてみるといい。1人で頑張れない男はあっという間に代りの女を見つけるだろう。彼にとってあなたが本当に失いがたい存在ならば、喪失を恐れてもっと大切にしてくれてもいいはずだ。なんでも許してくれる存在として感謝されているならまだしも、見くびられているとしたら、それでもまだ寄り添いたいと思えるだろうか。

彼のダメンズっぷりを認めて、それでもかけがえのない存在と思えるならそれは素敵な恋だし、そもそも完璧な人間などいはしない。完璧な彼に見出される完璧さがあなたにあるのなら、最初からダメンズなんかには引っかからないはずだ。いびつさや偏りは時として人間的な魅力になり得る。「デキの悪い子ほど可愛い」ではないけれど、「手のかかる男ほど愛おしい」と言うのもあるだろう。女性には母性と言うものがあるからだ。

しかし彼がいない未来をちょっと想像してみて欲しい。清々しく捉えられるなら別れを、物足りなく感じるなら覚悟を。選択するのはあなただ。もはや抜け出せない域にいるのでなければ、その恋、さっさと見切りをつけるべきかも?
(本木たま)

この記事を書いたライター

本木たま
放浪癖のあるフリーライター、コラムニスト。恋愛に関する記事を執筆中。最近ハマっているのは神楽坂の小路散策。

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