彼に合わせる? 自分を貫く? 服装の好みが合わない彼との付き合い方

大好きなブランドやファッションのテイストがある女子は多いはず。でも、そのファッションを、彼が理解してくれるとは限らない……。
女子がかわいいと思うファッションと、男子が彼女にしてほしいファッションは、なかなか一致しないのが世の常です。
ロリータファッションや、柄やレースをふんだんに使ったファッション、古着の重ね着などは、その壁にぶちあたる代表格。
好きな人にファッションを変えてほしいと言われたら、どうしますか?

目次

私のセンスが最優先!


彼に合わせる? 自分を貫く? 服装の好みが合わない彼との付き合い方の4枚目の画像

やっぱりいちばんの理想はこの姿勢。自分自身が好きな状態の自分を、彼も好きでいてくれること。
ファッションは、たかが外見、されど外見。
本当に好きな相手なら、どんな外見でも中身を愛せるはずとも言えるし、
外見が内面のあらわれだと言うなら、相手のファッションが理解できなければ本当に相手を理解することはできないんじゃないかとも言えます。

デートのときだけ彼の好みに


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現実的にやっている人が多い妥協策は、コレなのでは。
ひとりでお出かけするときや、趣味の合う友達と会うときは、思いっきり自分の好きなファッションで、彼と会うときは、彼の趣味に合わせたファッションに。
勉強するときだけメガネをかけるように、ファッションはモード切り替えにもなります。彼専用のファッションは、デートの制服だと思えば楽しめるのかも。
でも、あんまり趣味じゃないファッションアイテムが増えていくのは効率的じゃない気もします。
自分の好きなテイストはキープしつつ、シルエットを変える、新しい色を選んでみる、ヘアアレンジを変えてみるなど、自分を殺さない範囲で楽しんでみて。

ファッションの一部にだけ彼の要望を取り入れる


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「前髪はぱっつんがいい」「黒髪以外ありえない」「露出は多いほうがいい」など、彼がゆずれないポイントを主張してくるときは、ファッションの一部だけ変えるのがおすすめ。
たとえば、自分ではハイトーンの髪が好きだけど、彼は絶対黒髪がいいと言ってくる場合……髪色を変えるのに抵抗はあるかもしれませんが、新しい自分を発見できるきっかけにもなるかも。好きな服がまったく似合わなくなるということはまずないはずだし、好きなファッションをキープしつつ彼の好みも取り入れられるなら、ラッキー、くらいの気持ちでかまえてみては? ピンポイントな変身を。
ただ、ファッションに飲まれる、という事態にはご用心。彼に合わせているうちに、いつのまにかそれが自分のスタイルになっていくものです。そこに違和感がないか、いつも心を研ぎ澄まして。

彼好みの自分に、完全に変身!


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自分の好みはほぼ封印して、彼の好みに合わせて完全にイメチェンすること。手っ取り早いけれどリスクも大きい方法です。
「あの子、男の影響で変わっちゃった」と言われる危険性も。何より、自分の好きなものを捨ててしまって本当にいいの……?
恋をきっかけに新しい自分になる! という気合いで、いろんなファッションを試して変わっていく自分を楽しめる人にとってはアリなのかもしれません。

ファッションの幅を楽しんで


TPOをわきまえて、人に迷惑をかけなければ、本来はファッションをどうこう言われる必要はないはず。魅力的だと思うものが自分と相手で違うのは当たり前だけど、その人の生き方があらわれている(と言ったら大げさですが!)ファッションを、受け容れ合える関係が理想的。
「そのファッションはやめるべき」ではなく、「こんなファッションも試してみたら似合うかも!」。狭めるより、広げる方向で楽しみたいものです。
(大石蘭)

この記事を書いたライター

大石蘭
ファッションやガールズカルチャーをメインに、女の子のかわいいを追及するライター兼イラストレーター。ウェブや雑誌のほか、ブランドコラボなど多岐にわたり活動中。

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