悩んだら「とりあえず付き合ってみる」が大切な理由

「いい関係の男性がいます。彼も私を気に入ってくれているみたいで……付き合ってもいいんでしょうか?」

「付き合ってもいいんでしょうか?」と相談をしてくるのはどういうことかと申しますと、心の中で
”彼は恋愛相手としては素敵だけど、結婚となると違うかも”という悩みを持っている場合があります。

結婚対象でない男性というのは
・サラリーマンでない
・遊んでいるのではないか? と思う言動がある
・住んでいる場所が離れている
・長男である
・年齢が高い(低い) などですね。
他にも理由はあるかもしれませんが、代表的なのは、こんな感じ。
簡単に申し上げると「自分の理想とする結婚相手のタイプと違う」ってことなんですよね。
確かに、結婚は恋愛と違い、返品しづらい高い買い物みたいなものですから、あれこれ考えてしまう気持ちはわかります。

目次

「とりあえず付き合う」が大切な理由


ですが、私はこういうパターンの相談には「とりあえず付き合ってみたら?」とアドバイスします。

なぜなら、付き合ってみれば、案外うまくいくからです。自分と相手が、こちらに好意があるのですから。
年齢を重ねると、なかなか自分が「いい!」と思う相手との縁って、少なくなってくるんですよね。
それに、長い付き合いをすること結婚生活で最も大切なのは「相手を思って自分を磨く」ですので、サラリーマンかどうか、長男かどうかって、あまり関係なかったりするんです。

自分の恋愛傾向で決めるのもアリ


付き合うかどうか決める基準の1つに「今までの自分の恋愛傾向で考える」というポイントがあります。
例えば、もともと直感で動くタイプで「とりあえず会ってみる」「付き合ってみる」という傾向が強い人は、少し慎重にした方がいいかもしれません。

しかし、もともと慎重派で「相手と親しくなるまでに時間がかかる」という人は「とりあえず付き合ってみる」ということは、非常に大切。
特に、最近の男性は「反対方向を向いている女性をこちらに向ける」という根気がない人が多いですから、慎重に考えすぎているうちに、他の女性とくっついてしまうことが、結構あるのです。

あれこれ考えすぎる方と、いい流れも止まってしまい、また考えて、悩んで……と、前に進めなくなってしまいます。

これは、恋愛だけではありませんが、チャンスがきたら、流れる水のように「とりあえず行動して」みましょう!
立ち止まるから、迷うのです。
急がなくてもいい。ゆっくりでいいから、立ち止まらずに、歩き続けることです。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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