彼氏を初めて家族に会わせる！　親ウケ◎な彼氏になるためのマナー7つ

付き合って数カ月、お母さんが「あなたのカレに会いたいわ」と言い出した。お父さんもなんだか会いたそう。ついに来た！　彼氏を家に連れてくる日が。
二人のお付き合いを認めてもらい、結婚までの良好な道のりを築くためにも大切なことです。女性以上に男性のほうが緊張しますので、あなたがしっかりフォローしなくてはなりません。パパとママはあなたの事が心配でたまらないわけですから、カレのことを気に入ってもらえないとうまく事が運びません。そのために、カレを家に招くときの基本マナーを知っておき、事前にシュミレーションしておきましょう。

彼氏に事前アドバイスしておくとよいこと

1.遅刻はしてはいけませんが、早く着きすぎるのもダメ

寝坊して遅刻なんてもってのほか。訪問前に仕事やバイトなどの用事がはいっている時はあらかじめ、ゆとりを持った訪問時刻を設定してください。そして10分以上早く付きすぎるのはだめです。おうちで掃除や食事の準備をしているところに行ってしまうのは失礼。もしも早めに付くなら3分まで。それ以上早く付いてしまったら門の前で足踏みして待っていましょう。

2.清潔感あふれる服装と髪型で。プラス靴下は新しいものを事前に渡しておくこと

清潔感あふれる洋服で……と言ってもカレにまかせるのは心配。前の週に、女性側がコーディネートして「うちの親が気に入る路線」を伝授しておきます。そして靴下はかならず新しいものを渡しておくべし。薄汚れていたり穴があいていたり、ましてやにおいプンプンは絶対NG。

3.お土産はスイーツがおすすめ

お土産は受け狙いの奇抜な物でなく、シンプルにお菓子がいいでしょう。老舗の和菓子がいいか、流行のデパ地下ケーキがいいかなどはおかあさまの好みによるのであなたが教えてあげてください。いきなり高いシャンパンやおとうさま用の地元焼酎でないほうがいいですね。ファースト訪問なので「純情さ」をアピールしてください。

4.自分の部屋にいきなり連れて行かない

ありがちですが、食事の用意ができるまで二人で自分の部屋にいようというパターン。お父さまもいらっしゃる場合、リビングで一緒に雑談するのがベターです。あなたはキッチンでお手伝いに徹します。お部屋に籠もり、二人っきりでコソコソはもう少し慣れてから。

5.食べ方のマナーは事前に練習しておきましょう

「夕食を一緒に」ということになった時、家族と囲む食卓でお行儀が悪いと失点されます。お茶碗を持たずに猫背でかき込むようなことはいけません。寄せ箸・探り箸・迷い箸・刺し箸はしない。野菜だけを残さない、お茶碗にご飯粒をつけたまま終わらないなど、基本事項はあなたと一緒に前の週に練習しておくくらいがいいのです。

6.お互い呼び捨てはやめておく

普段はお互いに名前で呼び合っていてもこの日だけは○○君、○○さんと呼んでおきましょう。娘が呼び捨てにされるのは男親にとっては「なんだかなあ」というものなのです。

7.「もうすこしいなさい」と言われても３時間をめどに帰る

ご両親とお話がはずんで、「一杯やろう」となるのはいいのですが、ファースト訪問の場合はある程度きりがいいところで切り上げるのが「いい奴」を印象づけます。滞在時間は3.4時間がいいでしょう。

――というように初めてカレを家に連れて来る場合は「今後のために親と仲良くなってね」とあらためてカレにお願いし、事前にパパママ情報を伝えておくのが一番いい方法です。カレがそそうをしたあとで「あなたが悪いのからおとうさんに気に入られなかったのよ」と喧嘩になってしまっては恋愛成就に暗雲がたちます。
そして親としてはマナーのよい彼氏だととても安心します。付け加えるなら笑顔で挨拶＆姿勢よくを目指せば、花丸彼氏と認定してもらえることでしょう。
（二松まゆみ）