男子が「口説くのをあきらめる瞬間」4パターン

あれだけ熱心にあたしのことを口説いていた男子が、ある日突然、口説いてこなくなった……これで「ラッキー」と思う女子もいるでしょうし、そのことを淋しく思う女子もいるでしょう。
一般的に言って、女子はある年齢に達すると、急に口説かれなくなるので、イヤな男であっても、口説かれていたほうがなにかと得策だという見方もあります。
さて、今回は、男子が「口説くのをあきらめる瞬間」に迫りたいと思います。
さっそく証言をば。

目次

1:「30歳まで遊びたい」と聞いたとき


「熱心に口説いていた女子(27歳)が『あたし30歳までは遊びたいの』と言いました。急にさめてしまって口説きたくなくなりました」(29歳・IT)
マジメに結婚を前提に交際を……と思っている男子って、こういう気持ちになりがちではないかと思います。

2:4年間ずっと付き合ってくれなかったとき


「口説き続けて4年。ずっと付き合ってくれなかったので、口説くのをあきらめました」(27歳・公務員)
4年と1日目にやっと彼女が振り向いてくれた……こういうことだって世間にはあるわけですが(オペラにもこういう話があるわけですが……つまり昔から世界中でこういうことが起こっているわけですが)、こういうのは、切ないですよね……ということでしょう。

3:ほかの男子と歩いているのを見たとき


「一所懸命口説いていた女子が、ほかの男子と歩いているのを見たとき、急に熱が冷めました」(26歳・教材販売)
男子って、熱心に口説けば口説くほど、ほかの男がいたら熱が冷めるということになるのかもしれません。
遊びで適当に口説いている男子のほうが、したたかでいつまでも戦略的に口説いてきて……結果、うまくいって、なんか適当にうまく関係が続いている……みたいなことって、ありますよね?

4:お金がなくなったとき


「ぼくが口説くのをあきらめるときは、お金が尽きたときです」(27歳・飲食)
キャバ嬢を口説いていたのか、なんなのか……。
でもまあ、素人女子を口説くのも、金がかかるといえばかかりますからねえ。

男として女子を眺めたとき、よほどイヤな男からでもない限り、口説かれ続けるというのは、わりと心地いいものではないかと思ったりもします。
もう1回熱心に口説かれてみたい……こういう願望をひそかに満たすために、35歳を過ぎて、立派な職業の旦那がいるにもかかわらず、スナックでアルバイトをしている女子だっています。
あたしは何人の男子から、どのていど口説かれた思い出があれば、その後の人生を生きていきやすいのか。
女子のみなさんは、そういうことを先に考えておいたほうがいいのかもしれません。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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