昔ほど夢中になれない!? 大人になって恋愛面で変化したこと3選

最近、オードリーの若林さんが自身の恋愛について、こんな悩みを吐露していました。36歳になった近頃は、夜に仕事が早く終わっても、異性を欲する気持ちがなくなってきたためか、女性を誘うより翌日の仕事準備を優先させてしまうのだとか。そのため、ちょっといいなと思う子を紹介してもらっても、「2回目のデートを」という段取りにならないのだそうです。このように、大人になってくると「若い頃とは変わってきた」と恋愛面でも実感する人が少なくない様子。年齢を重ねたことで起こる、恋愛面の変化について調べてみました。

目次

「どうしても君がいい!」なんて恋は滅多になくなる!?


「大人の恋愛はタイミング勝負。あとフェードアウトする関係が多すぎる(34歳女性)」「諦めが早くなった。叶わなそうな相手に近づかなくなった(30歳男性)」「一人の相手に長く粘れなくなった。誤解されたかな〜と思ってもわざわざ訂正しないし、無理にあらがわなくなってしまった(37歳女性)」「昔は一度振っても『諦めきれない』とか、何年も好きでいてくれる男子がいましたが、大人になると一度NOと言ってしまったら、その後はない。『どうしてもあなたがいい!』なんて熱烈な恋をするのはもう無理なのかな〜と思ってしまいます(笑)(29歳女性)」

少女漫画の数々を見てもわかるように、学生時代の恋愛は「片思い」だらけ。でも逆にそれが楽しくて、好きな人とちょっと関わるだけで“ドキドキ”の連続でしたよね。でも大人になると、なかなかそうした熱烈な片思いをする機会は少なくなってしまう様子。いくつかの恋愛経験を経て、皆いい意味で身の程を知って背伸びをしなくなるのか、「ちゃんと付き合える関係」や「手に入る恋」を求めるようになるのかもしれませんね。

何をしようと、すべて「自己責任」です


「社会人になってからは、恋愛で何をしようと、誰にも文句は言われない。すべてが自己責任で、だからこそ怖いなと思う瞬間もある(32歳女性)」「最近、男の子を紹介してあげると言われたものの、行ってみたら友人は立ち会ってくれず、いきなり二人で超気まずかった。大人なんだから当然でしょ、と言われましたが、そんなもんですかね?(笑)(27歳女性)」

たしかに学生時代の頃は、友達の恋にも、自分の事のように口を挟んだもの。不誠実な男子がいれば、女子大勢で文句を言ったりしましたよね(笑)。でも大人になると、友達の話を聞くことはあっても、おせっかいを焼くようなことは少なくなり、基本的には皆“我関せず”になっていく。恋人ナシや独身を貫こうと、不道徳なことをしようと、基本的にすべて「自己責任」。どんな生き方をしようと自由、ということはメリットですが、ちょっと不安になる瞬間があるのもわかるような気がします。大人の恋愛はすべてが自分次第なので、よく考えて行動しないと自分が困るだけ……ということでしょうか。

無理ができなくなった、恋愛を始める「勢い」がなくなった!


「昔は終電で別れた後、離れがたくて『やっぱりもう少し一緒にいたい!』なんてことが恋愛のきっかけになっていました。でも最近は疲れてるのでタクシーで帰ってしまうし、お酒が入ると眠気のほうが勝つこともしばしば。飲まないと恋愛モードになれないタイプなので、夜中に行動するパワーがないと恋愛は難しいです(35歳女性)」「若い頃ほど勢いがない。仕事も忙しいし、誘ったり口説いたりの頑張りも続きません…(37歳男性)」

最後は、冒頭の若林さんと近い意見。体の無理が効かなくなる、異性への欲望が少なくなる……というのは大人になったがゆえの代表的な変化なのでしょう。この変化を感じている人の場合、若い頃と同じ方法ではなく、大人なりの恋愛の始め方を工夫していかないと、恋を始める“きっかけ”はなかなかできにくいのかもしれません。例えば、「仕事でドタキャンが続いても関係が切れない努力をする、当日のお誘いを定番にする」「日曜のデートは早めに解散して、互いに体の疲れに考慮する」「会う回数や時間ではなく、1回の満足感を大切にする」などなど。

「恋愛にかかっていた“もや”は徐々に消えていくんだから、若い頃ほど夢中になれなくて当然だよ」なんて言っていた年上の男性もいましたが、大人になることで色々と変化があるのは当然のこと。その時々の自然な形で、異性とのいい時間を作っていけるといいですね。皆さんは、大人になって恋愛面で「変わったな」と思うことはありますか? 
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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