5年後も10年後もずっとラブラブでいるカップルの共通点

これを言ってはオシマイという感じですが、いつまでも仲の良いカップルでいるためには、まず相手選びが何より肝心です。
では、どんな相手を選べばいいのでしょう?

それぞれの性格によって合う・合わないもあると思いますが、よく長続きしているカップルを観察していると、「受けた恩は返す」という考えを持っている人同士であると仲が良く絆も強いように感じます。
恋愛も結婚も、いい関係を作るために「お互いが」努力しないと始まりませんから。
片方だけが努力していたり、努力の方向性が互いに違いすぎたりすると(違っていても、感謝しあえるならOKですが)、いい関係になりにくいんですよね。
なので、お互いに「恩」を感じあいながら手を取って付き合っていけるカップルというのが理想の形でもあるんです。

ずっとラブラブでいるには、馴れ合いになった時の振る舞いが大切!


さて、相手選びがうまくいっていたとして、では、ずっとラブラブでいられる関係を作っていくにはどんなことが大事なのでしょうか?

それは上述の内容とも少しかぶってきますが、一言で言うと『感謝』がキーワードになってきます。

付き合いが長くなってくると(2年以上は長いとします)良くも悪くも馴れ合いになってしまい、相手に対して……
「何もこんな言い方しなくてもいいじゃない!」とか「そんなこと聞きたくない!」など、相手のちょっとした一言に過剰に反応してしまうこともあるでしょう。

もっと優しい言葉が欲しかったり……もっと自分の方を見ていて欲しいと思ったり……。
女性は「もっと」と常に欲している生き物ですので、関係が長くなればなるほど今より「もっと○○してほしい」という気持ちが強くなってしまうのは理解できます。
そのこと自体は、それだけ彼のことを強く愛してしまっているということなので、素晴らしいことです。でも、だからこそ、ちょっとしたことでケンカになるのは、とてももったいないですよね。

「もっと」という気持ちが生まれてきたら、少しだけ冷静に考えてみましょう。

付き合いが長く続いているということは、彼があなたに、心を許してくれているからじゃないですか?

デートだけではなく、電話もメールも、お互い「したい」という気持ちがなければ、成立しませんよね?

こんなふうに考えていくと、ちょっとだけ感謝の気持ちがわき上がってきませんか?

恋愛や結婚は、時に子供っぽい自分が顔を出してしまうことがあります。

それでも、感謝の気持ちを忘れなければ「今の考えは、子供っぽかったかな?」と、早目に相手に謝るなりして、修正することができますからね。

もしくは、彼に余計な一言をいいそうになった時も、感謝の気持ちを思い出していけば、そういうことを言わずにすむという場合もあります。
恋愛では「沈黙は金」ということも、ありますからね。

誰かと2人でいることは、それだけで、お互いの心が豊かになっていけるような日々を送れるということ。
ぜひ、相手への恩や感謝を忘れず、仲の良いカップルになっていただけたらいいなと思います。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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