男子に"安上がりな女だわ~"と思わせないための立ち居振る舞い

ブランド物で身を固め、「お金のかかりそうな女性」というイメージを与えるのもいかがなものかと思われますが! その逆で、「安上がりな女性」と、低く見られるのも不本意ですよね。安上がりな女性と思わせないための立ち居振る舞いについて考えたいと思います。

目次

松茸の価値がわかる女性


複数名で和食屋さんに行ったときの話です。マツタケを用いた料理が出てきたのですが、とある女性がひと言。
「私、松茸の価値が全然わからないんですよね。どうして高いのかしら?」
確かに松茸は、安くても数千円、高いものだとウン万円もしますよね。数あるキノコのなかでもダントツに高いです。だからと言って、その思いをそのまま言葉に出してしまうのは野暮。人によっては、「きちんとした日本料理を食べたことがないのかな?」と思うでしょう。
こういったシーンにおいては、「私も全然わからない。舞茸のほうが美味しいよね」ではなく! 「『香り松茸、味しめじ』って言葉もありますからね」がベストな返しです。「香り松茸、味しめじ」とは、味としてはしめじのほうが美味しいかもしれないが、香りは松茸! 長所はそれぞれですよ、という意味です。

お家デートのハードルが高い女性


お家デートのハードルが低い女性も、場合によっては「安上がりな女性」とカテゴライズされます。特に、初めてカラダの関係を持つ際は、簡単に「うち来る?」とは言わないほうが良いでしょう。初回を自宅で済ませてしまうと、その後も家で……が当たり前になり、「たまにはホテルで」という雰囲気になりづらいです。男性側に、「金(ホテル代)をかけるのがもったいない」という意識を持たせてしまうのです。
私事で恐縮ですが、とある男性との2回目のデートにて。当初は外食する予定だったのですが、雨が降ってきたため、「俺の家で鍋にしようか」と、デートプランが変更になりました。それ以降、晴れだろうと曇りだろうと、なぜか彼の家で会うのが当たり前の流れになってしまったのです。しかも毎回、缶ビールやら食材やら買っていくのは筆者のほう。彼にとっては、まさに「安上がりな女性」だったことでしょう。家で待っていれば、スーパーの袋を下げた女がやってきてメシを作ってくれるのですから。わざわざ外食しようとか、映画などデートらしいことをしようとは思わなくなるのです。
尚、お家デートをお断りする際は、「散らかっているから」は×。だらしない印象を与えてしまいます。ここは鉄板の、「彼氏じゃない人を家にあげるわけにはいかないよ」がベストアンサー! 「俺ん家に来いよ」に対しては、「カノジョでもないのに行くわけにはいかないよ」で。

プレゼントされる女性


誕生日プレゼントはきっちり貰いましょう! 社会人になると、お互いに働いているわけですから、誕生日の前後に会えないケースも多々あります。そういった場合に多いのが、「つぎ会ったときに渡すよ」と言っておきながら、「忙しくてまだ買いに行けていなくて」と言い訳され、結局そのまま貰えずじまいになるパターン!
これは筆者の実体験なのですが、数年前のホワイトデーに「お返しには絶対に○○(老舗洋菓子店)の△△(その洋菓子店の人気スイーツ)って決めているんだけど、なかなか買いに行けないからちょっと待って」と言われっぱなしで放置されたことがあります。こちらとしては、なかなか買いに行けず待たされるよりも、そのへんで売っているクッキーのほうがよっぽど良かったんですけどね。
こういったケースにおいては、こちらから欲しいものを伝えておいたほうが良いです。「なんでもいいよ」だと、「何を選んでいいかわからなくて」と、先延ばしにされる可能性大ですよ。

もちろん、お金をかけてくれなくとも、ちゃんと愛情がある男性も存在します。とは言え、女性として、あまりにもお金をかけてもらえないのも寂しいですよね。そのへんのさじ加減を上手にとっていきましょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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