彼氏の浮気が発覚! 女子の取るべき正しい行動は

「ウソでしょ、まさか彼に限って……」

信じたくない! 信じられない! でも起こってしまった現実……。今まさに「彼氏の浮気」に苦しめられている女性も存在するのではないだろうか。

「過去は変えられない」と言うように、もはや起きてしまったことはどうしようもない。浮気された女にできることは、「これからどうするか」という“自分の行動”を決めることだけなのだ。

今日の記事では「彼氏に浮気されながらも彼の心を取り戻したorきっちりオトシマエを付けた」事例をまとめてみた。浮気をされてしまったあなたの“心の傷”を癒す助けにしてみてほしい。

目次

1.本気度合いを確かめる


・「メールの誤送信から、ある日彼が出会い系に登録していることが発覚……。『今度会いたいなあ』だの『オッパイ大きいの~?』だの、他の女とのやり取りを楽しげにつづった文面を読んでアタマが真っ白に。悔しくて一晩中泣き明かした……。でも絶対泣き寝入りはしたくない! と思い、証拠のメールを片手に彼と対決!『ゴメン、本気じゃなかった』『興味本位で登録してみただけ』って平謝りさせたところで満足して結局は私のほうから振った。たとえ本気じゃなくても、彼女がいるのにそういうことする男なんてまっぴらゴメン! ウワサじゃ私と別れたことを後悔してるらしいけど、いい気味(笑)」(20代・マーケティング)

――たとえ結末が“別れ”で終わろうとも、女にとって彼の浮気が「本気か、タダの遊びだったのか」という二択はけっこう重要な要素ではないだろうか。彼氏の恋心が真剣なものだったならば「仕方ない……」と諦めもつくし、単なる遊びだったならばこのケースのように「自分から切ってスッキリする」、あるいは一度だけのあやまちとしてやり直すことも可能。恋人に裏切られたなら、まずは彼の“本気度合い”を確かめることである。恐れずにぶつかってみよう!

2.死ぬほど怒ってみる


・「私がいるのに、『友達に誘われたから』という理由で合コンにたびたび出席し、挙句の果てにお持ち帰りまでしていた彼氏。長い髪がベッドシーツ落ちていたのを見た私は鬼のようにキレた。『ふざけるな!』『絶対に許さない、最低男!』って自分でも制御できないくらいに……。そうしたら不思議と彼の浮気がピタリと止み合コンにも行かなくなった。彼いわく、『普段おとなしいお前があれ程怒り狂ったのを見て、ホントにマズイことしでかしたんだとしみじみ分かった、マジで怖かった……』だって。たまには“女の本気”を見せつけるのも有効なのかも(笑)」(20代・特許)

――“浮気されたときの対処法”としていちばんマズイのは、「一度だけならまぁいっか……」とか「ホントに寝てないのね?」などと寛大になることだ。
男とはタダでさえ増長しやすい生き物。“甘やかす”ことによって「あ、他の女と浮気なんて大したことじゃないんだ」「怒らないってことは彼女、俺を許してるんだな」と……彼らに間違った学習をさせてしまうのである!
ただこの手は、普段から言葉遣いが荒い女性や気性が激しい女性が使っても意外性がなく効果が薄い。普段は取り乱さないきちんとした女が“鬼のように怒る”ことによって男をビビらせることができるのだ。
こんな事態に備えて、常日頃においては穏やかな女子でいるべきだろう。

3.彼の良心に訴える


・「よりによって私の友達とイチャついてた彼氏。吐きそうなくらいハラが立ったけど、そこをグッとこらえて『ごめん、私に不満があったせいだよね』『あなただけは浮気しないってすごく信じてたんだけどな……』ってワザと“しおらしい女”を演じてみたら、土下座して謝られた(笑)。いまはむしろ浮気される前よりラブラブです。イザとなったらあの浮気をたてにして別れることもできるし……我ながらアッパレ(笑)」(30代・化粧品販売)

――浮気男のあやまちが発覚した場合、彼の“良心”に訴えかけてみるのも有効な方法である。たとえ彼に非があるとしても、ギャーギャーと一方的に喚かれれば“何だよ!”ととっさに反発したくなるのは人情というもの。“その逆”の心理をついた作戦とも言えよう。
とりわけ庇護欲の強い男性はこのパターンにひどく弱い。彼の性格を見極めたうえで「ブチ切れる」か「しおらしく出る」か決めてもいいだろう。

浮気されたあと、主導権を握るのは女


男の裏切りは悲しくてツラい事態である。だが、浮気したあとの彼氏の心理と言うのは、

「俺、こんなことしちゃったんだけど。オマエはどう出るの?」
と、彼女の反応を窺っている“待ち”の姿勢だとも言える。好むと好まざるとに関わらず、「彼氏の浮気後」の主導権というのは、浮気された女が握らされているに等しい。それを有効に活用しない手はない。

大切なのは「自分がどういうことをしたのか」を感じ取らせることだ。浮気の定義や異性との付き合いに関する価値観は人によって違う。
「寝るだけなら浮気じゃない」「本気じゃないならいいだろ」「一度だけなら裏切りじゃない」と思っている男性も存在するのである。

「あなたのしたことはこういうこと」
「あなたのしたことによって私はこう感じた、傷ついた」

……そう分からせることができなければ二人の未来はない。
まずは彼に「やらかしたことの大きさ」を思い知らせたうえで、うまく“主導権”を使おう。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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