女子から誘ったデートで失敗しないためのコツ3つ

女性だって行動しないと恋をつかめない時代。自ら男性をデートに誘う機会もあると思いますが、「自分から誘うと、うまくいかない事が多い」「精神的負担が大きい」というネガティブな意見も耳にします。相手の気持ちがわからず不安な気持ちになりやすいことも原因でしょうが、なぜ自分から誘うとうまくいきにくいのか。女性から誘うデートでありがちな傾向と、うまくいかせるためのコツをご紹介します。

目次

(1)「遠慮・恐縮モード」になりすぎず、喜びを表現しよう


まず1つ目、女性に多いのが「遠慮恐縮モード」になりすぎてしまう傾向です。誘ってOKをもらったとしても、なんとなく「時間を作ってもらった」「自分だけが会いたくて、ワガママを聞いてもらった」ような感覚になってしまう。そのうちに「仕事が忙しそうなのに悪かったかな」「無理を言って申し訳ない……」なんて気持ちが募っていき、デート当日までに気疲れしてしまう人もいるようです。

でも、そんなに裏を読んで心配しすぎなくて大丈夫。とにもかくにも「デートに来てもいいと思ったこと」は確かだし、むしろ「誘ってくれたこと」を喜んでくれている可能性だってあるはずです。男性は女性よりも気持ちに正直に行動する人が多いですし、必要以上に「申し訳ない」という気持ちになってしまうと、デートを楽しめず、いい結果にも繋がりません。遠慮・恐縮モードはほどほどにして、「ありがとう」「一緒にいられて嬉しい」という喜びのほうをたくさん表現していきましょう。

(2)自分ですべて「プランニング」しなくてもいい!


「自分から誘った以上、いいプランを考えなくては」と気負いすぎてしまう人もいます。でもデートは共同作業ですし、誘ったからと言って、「何もかも自分でやらなくちゃ」と考えなくてOK。「自分から声をかけて、プランニングは相手」というデートだって全然アリです。

それに男性は、女性のように「もてなされる=愛されている」とはあまり考えません。「君から誘ったくせに、店の予約もしてないの?」なんて怒る人はまずいないと考えていいでしょう(笑)。むしろ男性は“自分の頑張り”を認めてもらう方が喜ぶ傾向があるので、お店のチョイスやプラン決めなどはあえてお願いしたほうが、花を持たせてあげられることもあります。

「お店よくわからないので、一緒に考えてもらってもいい?」なんて持ちかければ、「じゃあ俺が考えるね」なんて言ってくれる人もいるはず。デートは笑顔で楽しむのが一番。慣れないプランニングをして、「こんなので楽しんでもらえるだろうか……」と心配で曇り顔になるくらいなら、ぜひ協力をお願いしてみましょう。

(3)責任感を感じすぎない&先走りすぎない! 「お試しデート」感覚で


また、「自分から誘った以上、自分から交際を断れない」と責任を重く感じたり、「誘ってOKをもらえた=付き合えるほどの好意がある」と早合点してしまったりする人もいます。でも、ひとくちに「デート」といっても色んな段階がありますよね。「Hang out with〜(とりあえずご飯でも行こうよ程度)」「Dateing/Seeing(お互いを知ってみようという段階)」といったデートもあれば、「Going out with〜(付き合おう)」「Steady(特別な関係)」「In a serious relationship(結婚も視野に入れた真剣な関係)」といった感覚でのデートもある。

熱烈な一目惚れ、などの場合はさておき、知り合って間もなくならば、男女共「お試しデート」くらいの感覚が普通ではないでしょうか。「ちょっといいなと思った」くらいのライトな気持ちで誘ってもいいと思いますし、結果的に交際に至らなくても、どちらの責任でもなく、「縁がなかった」「合わなかった」と判明しただけだと考えましょう。また、舞い上がりがちな傾向のある方は、過剰な期待に注意して。デートは肩の力を抜いて「その日その場」を楽しんだほうが先々に繋がりやすい、ということを心に留めておきましょう。

「デートは女性からは誘わないほうがいい」というルールを耳にすることもありますが、お互いに本当に好意があれば、どちらが最初に声をかけても、結果的にはうまくいくケースが多いです。時には“失敗デート”を経験することもあるでしょうが、それもきっと次に繋がるいい学びになるはず。ぜひ自分からも積極的にきっかけを作りながら、本当に縁のある相手を見つけていきましょう。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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