食事デートでわかる! 男女共通「この人ムリだ」とドン引きされる振る舞い3選【イラスト】

「恋愛対象としてイイ感じ」と思った異性とは、まず先に何をしますか? 会話ですよね。じゃあ次は? え!? セックス!? ダメですよ、早いですよ! 会話をしただけで「この人が好きだ!」と決めてベッドインしてしまうのは愚の骨頂。人間は良くも悪くも嘘をつく生き物です。異性に対しては特にそうで、セックスがしたいとか金が目当てだとか、邪悪な考えがあればあるほど「相手に魅力的に映るような嘘」をつくものです。

では、嘘にだまされることなく相手を判断する、最適かつ基本中の基本の手段とは?
――そう、「食事」です。食事デートをすれば、言葉では偽れない「本当の相手の姿」が浮き彫りになります。

ということで、今回は異性から「こんな振る舞いをする奴はだいたいこういう奴だからドン引きするし百年の恋も冷める」と思われてしまう、食事デートでの最悪行動をご紹介しましょう。
食事デートをすれば、言葉では偽れない「本当の相手の姿」が浮き彫りに
食事デートをすれば、言葉では偽れない「本当の相手の姿」が浮き彫りに

目次

1.幼少期に親や学校の先生から教わったはずの「基本的なマナー」が身についていない


「基本的なマナー」という、非常に曖昧なくくりにしてしまいましたが、「あー、ムリ」と思われる可能性が高いものは以下の3つ。

1.「いただきます」を言わない


「お金を払ってるから『いただきます』じゃなくて、むしろ『いただいてます』だよね」じゃねーよボケ。「命をいただいている、その命が私たちの『命』になります。ありがとうございます」って意味の「いただきます」だ。金の問題じゃねーよ。
――つまり、「いただきます」を言わない人は、道徳心が大幅に欠如しているか金に対して猛烈に汚いか、のどちらかの可能性があります。引かれますし引きますし、お互い付き合ってもロクなことがありません。

2.テーブルに肘をついて食事をする


「食事中に肘をつくな!」と、幼いころ大人に叱られたことがある人は多いと思います。筆者もそのひとりなので、今でも(相当酔っ払っていない限り)食事中に肘をつくことはありません。

しかし、なぜダメなのかはずっと疑問でした。そこで調べてみたところ、昔の日本は床に座って食事をしていたので必然的にお箸とお皿を持たなければならず、テーブルに肘をついて食事をするのは物理的に不可能であったこと、また、西洋の文化が入ってきてから「ナイフとフォーク」が浸透し、それに伴い「肘ついてたら肉切って食べるのキツイわ。これも文明開化や」みたいな意識が生まれ、「肘をついて食事するな!」という話になったらしいです。

あくまでも筆者の場合ですけれど、食べている最中じゃなく会話を楽しんでいるときであれば相手がテーブルに肘をついていても気になりません。ただ食事中は無理。いきさつはどうあれ、世の中でダメといわれていることをやらかす時点で、適応能力が抜け落ちています。引かれますし引きますし、お互い付き合ってもロクなことがありません。

3.利き手しか見せない


前項と同じように、「食事の際は、両手をテーブルの上に置きなさい!」と、子どものころよく大人に叱られた方も多いのでは。それと同じタイプの「マナー違反」です。

これについても調べてみたところ、「片手がテーブルの下にあり、相手から見えない」 = 暗殺を否定できない、つまり武器を持っているかもしれない危ない奴とみなされる、という、西洋からきた文化の名残だそうです。
「また西洋文化か」といった感じですが、武器がどうのこうのではなく「見せていない片方の手は一体ドコでナニをしているんだ」と不快感を抱く人がいるのは紛れもない事実です。引きますし引かれますし、お互い付き合ってもロクなことがありません。

2. 終始「おしぼり」を使わない


上述とは違い、単純な話です。

汚いんだよ! おまえ、その手で何を触ってきたんだよ。おまえ自身もお腹壊すかもしれないし、手はちゃんと拭けよ!

そういうことです。

おしぼりを頻繁に使われたら「神経質なのかな?」と思って逆に引くし引かれる場合もあると思います。しかし、全く使わないとなったら、それはそれで明らかに汚い手を全く気にしない衛生観念が崩壊している人と見なされるでしょう。こういう人は、性病も妊娠もまるで気にせずナマでヤる可能性があります。引きますし引かれます。

3. ブランド物まみれ


一目見て「あのブランドだ」と分かるものをチョイスし、身に着けているものがことごとくブランドアイテムという場合……イタイです。

特に財布は、その人となりが顕著に表れます。

会計時にチラ見えする財布がブランド物の長財布である場合「金遣いが荒いうえにセンスまで悪いのかな」と思われるでしょう。こういう人は今後のデートで毎回「このレストランや、観光地はどう? どっちも芸能人御用達らしいよ!」なんて、芸能人という“ブランド”を持ち出してくる可能性があります。

要は、「自分がイイと思ったから相手にもおススメしたい」という自信がないのです。こういう人は、付き合ったらどんな場面でも曖昧でテキトーなことしか言わない可能性があります。引きますし引かれます。

【結論】相手を見極めるには、やはり「食事デート」が大事


礼儀(マナー)といったものは、教条的ではなく、相対している人との関係や状況によって変わるものです。だからこそ、真剣な交際を求めている相手とは「食事デート」をするべきでしょう。他人の全てを知ることは未来永劫ムリなことですけれど、会話だけではなく、食事デートの場面では、より「素」を垣間見る機会が多いのは紛れもない事実です。

ということで、一度ヤルなら食事デートをしたあとにしましょう。ただし、その後の責任は持ちません。
(シマヅ)

この記事を書いたライター

シマヅ
フリーライター。1988年生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、美術業界を転々としたのちフリーライターに転身。コラム、インタビュー、グルメレポート、体験記事など幅広い分野で執筆活動を行う。 三度の飯より、お酒が大好き。好きな男性のタイプは拗れている人。

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