彼氏がダメ男かどうかを見抜く4つのポイント

「付き合う男はみんな“ダメンズ”ばっかり、どうして……」なんてお嘆きの女性も多いだろう。“ダメな男”というのは最初からろくでなしの因子を持っているものだ。自分が彼の本性を見抜けなかっただけ……それが悲劇のはじまりなのだ。

今回は“ダメ男の見抜き方”を伝授する。実りのない恋愛からはキッパリさよならしてほしい。

目次

1.やたらトラブルを起こす


・「いま思えば元カレはなにかとトラブルを引き起こす人だった。彼は仕事で車を使ってたんだけど、違反やちょっとした接触事故を起こしまくって、あげくに免停……。普段は気弱なのに、交通ルールやマナーがなってなかった。しかも運転がうまい方ではないくせに運転席に座ると態度が強気になり『クソッ』とか『チッ、この野郎!』とか他の車を罵倒しまくってた。そのせいか会社ともうまくいかなくなって、彼が失職したのを機に『この人なんかヤバいな』と思って別れた。『無職になったからって捨てるのかよ、このクソ女!』って散々罵られたけど、別れて正解だったと思う」(20代・会計)

――免許を持っている人ならば分かるだろうが、車の運転には「とっさの判断力」「先読み能力」が必要不可欠である。「これがこうなってこうなるな~」という“想定力”がなければ、安全に車を動かすことなど出来ないのだ。何度も同じようなトラブルを起こす彼は注意力に欠けているとみて差し支えないだろう。
「彼が免許持ってない」場合は「対人トラブルの多さ」で判断すると良い。想定力が無くて事故を起こしてしまうのは、クルマも人生も同じなのだ。

2.友達がいない


・「『他人とやたらつるむヤツってバカだと思う!』という彼を“一匹狼ってカッコイイ!”と思ってたけど、ただ単に性格が悪くて友情が続かないだけだった……。彼は友達から年賀状やメールが来ても殆ど返信などせず、そのクセ自分が喋りたい時だけ人を呼び出したり、長文メールをど送りつける“身勝手野郎”として有名だったみたい。そうと知ってれば最初から付き合わなかったのに~!」(30代・営業アシスタント)

――男と女では友人との付き合い方が異なる。女はリアルで会ったり話たりすることに重きをおくが、男性は連絡を取り合うことや回数にはこだわらない。
「10年も会ってないけどアイツとは親友」というケースは男性のあいだではちゃんと存在するのだ。
だからこそ「腹を割って話せる友人がいない」という男性は“ダメンズ”を疑ったほうが良い。なぜ彼には友達がいないのか、観察するのが賢明だ。

3.部屋が汚い


・「いま結婚を考えてる彼のイヤなところは、部屋が異常に汚いこと! 男の一人暮らしなんてだらしなくて当然だけど、その域を通り越してる。食べ散らかした容器、少しだけ残ってるペットボトル、読み散らかした雑誌や漫画が床じゅうに散乱……。聞いてみたら『掃除機なんて引っ越してから一度も掛けたことがない』らしい。こんな人と入籍してもイイのかなって悩んじゃう」(30代・リラクゼーション)

――「この彼と結婚してイイの?」という質問への返事は「NO」である。整理整頓が苦手ならともかく、「常に汚い部屋に住んでても平気な人」というのは性別に関係なくなんらかの問題を抱えていることが多い。また、片付けが出来ない男性は「家事は女がやるもの」という男尊女卑思想の持ち主であることも。この手の男性と結婚したとしてもあなたの家事労働に関してはいっさい感謝されない。その点は覚えておこう。

4.会話に否定から入る


・「私の彼は『……でもね』『いやいや、そうかも知れないけど~』と、話のすべてに“否定”から入る。彼は私よりずっと高学歴だから、最初は遠慮してたけど、だんだん“なんでいつも自分の我を通そうとするの?”“毎回私が丸め込まれなきゃイケナイの?”というストレスが積み重なり……。女友達と女子会する方が楽しくなって、彼とはバイバイ。今は『それ、違うでしょ』を聞かなくて済んで気がラク~」(30代・総務)

――「否定形から会話に入る男」「やたら他人を否定したがる男」というのはプライドが異様に高く、人の話など聞かない“俺様”であることがほとんど。彼らはただ他人を言い負かせば気が晴れるのであって、その議論の正しさなどどうだっていいのだ。「ええ?」「そうじゃないだろ?」「バカじゃないか?」なんて彼の言葉が耳障りに感じたらそれがあなたの潮時。もっと他人の意見を尊重してくれる柔軟性のある男性を探しにゆこう。

今のままじゃ幸せになれない


ダメな男というのは基本他人を受け入れることができない。己がなによりも可愛いナルシストであるので、誰かを心底愛することができないのだ。

ダメンズに捕まってしまう女子の悲しいところは、彼の“ダメっぷり”を心のどこかでは悟っているのに、そのアラームを封印してしまうところにあるのではないだろうか?

「でも、彼にだっていいところあるし……」
「いまさらひとりになるのも淋しいし……」
と心のとこかで言い訳を探し、自分の至らなさに目をつぶっているだけ。

変わらなくてはならないのは彼でなく自分自身。

「このひとといても私幸せになれないかな……」でなく
「今のままの私じゃ幸せになれないな」と思い直して欲しい。

目先の寂しさよりも将来の幸福を掴む勇気を、全女子に持って欲しいと願う。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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