男性が彼女といて結婚したいと思った瞬間3選

「私はそろそろ結婚したいんだけど、この人はまだしたくないだろうな。は~、男って気楽でイイよねえ」
……デートのたび、内心でそう嘆いている女子も少なくないハズ。出産年齢うんぬんを持ち出すまでもなく、「結婚を焦るのは女、拒絶するのは男」というのは世間でなんとな~く通説のようになっている。

けれど男性にだって年齢に関係なく「あ、結婚してもいいかも」と思う瞬間は訪れるのだ。
今回は「男性が彼女といて結婚したいと思った瞬間」をリサーチしたので、その時を逃さないで欲しい。

目次

1.「彼女がいないと困るな」と感じたとき


「俺の彼女は元会社の先輩。話しやすくて明るい先輩だったからいつも仕事の相談とかのってもらってた。でも仕事がバリバリできた彼女は途中でもっと条件のイイ会社に転職しちゃって……。その後、俺ひとりでデカい仕事を任されて大苦戦。他に相談できる人もおらず、その時に『あ~あ、彼女がいればなあ……』実感。仕事においても人生においても大切な人だと気づき、思い切って連絡! 結婚を意識して付き合っています(笑)」(30代・技術職)

――「アイツがいないと俺困るな」と男性に感じさせるのはひとつの手である。たとえこの有能な彼女のように仕事上のアドバイスはできなくても、精神面で彼を支えるだとか、家事や料理でサポートするだとか「必要不可欠な存在」と思わせる方法はいくらでもある。ただ
”与えるだけ与えて逃げられた!”なんてマヌケな事態になったら悲し過ぎるので、「私が必要なら一緒に住んでみる?」と提案してもよいだろう。

2.子供と遊んでいるのを見たとき


・「彼女と僕の共通の友人に第二子が産まれ、彼女と共にお祝いにいったときのこと……。正直産まれたての赤ん坊と、その上の4歳児なんてどう扱ってイイか分からなくて、なんかあったらマズイので子供の相手はぜーんぶ彼女に任せて遠巻きに見てた。そうしたら何だか知らないけど、すごく心が和んできて……。帰り道に思わず『なんか家族っていいね』『俺たち、子供持ってもイイかもね?』って言っちゃった(笑)。結局ソレがプロポーズっぽくなっちゃったけど、後悔はまったくないです」(30代・営業)

――男性には抽象的な事柄を吹き込むよりも、実際の「画」を見せたほうがうまくゆく、とよく言われることだ。コレもそのパターンのひとつ。男性は未知のモノへの恐怖も加わって、「子供や赤ん坊はちょっと苦手」と感じる人も多い。けれどその得体の知れないものがあなたと仲良く遊んでいるのを見たとき、「コレならうまくやってゆけるかも?」と具体的なビジョンを持つことができるのだ。結婚したいあなたは男性と一緒に小さなお子さんのいる友人宅に家庭訪問すると良いかも(笑)。

3.彼女との楽しい将来を想像できたとき


・「東京オリンピックの開催が決まった時、共にスポーツ好きの俺と彼女は大喜び! 『あの有名選手が来るかもしれないなんて夢みたい!』『あの競技は生でみたいよね!』な~んて話題で盛り上がった。その時にふと、『その時も隣に居て一緒に観戦できたらすごく楽しいだろうなあ』と思った」(30代・会社員)

――男性にとって楽しい時間を共有できる相手は大切な存在となる。
またこんな風になにか「この先の特別なイベント」を意識させることで、彼氏に「あなたとの将来」「ずっと一緒」をイメージさせることもできるのだ。

番外編:女性は惹かれるけど男はそうじゃない!?「結婚式出席編」


・「よく女性は結婚式に出席するとテンション上がって『私もお嫁さんになりた~い!』みたいに感じるみたいだけど、男はそうじゃありません。しょせん花婿なんてオマケでしかないし、ウエディングドレスを着たい女性は多くとも、あの婚礼用の燕尾服を着たい男なんてそうそういない(笑)。結婚式なんて『会場高そう~、アイツ支払い大変だろうな~』とかしか思わない」(30代・金融)

――「男性は結婚式に出席しても結婚願望をかきたてることにはならない」と覚えておこう。男性にとって周りがどんどん結婚しようが大して焦った様子も見せないのはこういうワケなのだ。今の彼と結婚したいならば「○○ちゃん、結婚したんだって~」と他人の「花嫁姿・花婿姿」の写真を見せても時間のムダである。
見せるならば「暖かい家庭のイメージ」が沸く子供や赤ちゃんにすべし。

見逃すな! 男性の淡い結婚願望


男性は「彼女との楽しくて具体的な未来」を想像できたとき、「コイツと結婚したいな~」「結婚してもいいかな……」と感じる傾向がある。
それが沸き起こるキッカケは幸福とは逆の彼女がいないときの不便さだったり、彼女が子供と戯れる姿を垣間見た時に感じる“暖かい家庭のイメージ”だったりするワケだ。

ただし女よりも切実でないその欲求は持続性に欠けすぐに散ってしまいがち。
彼らの不意の「あ、結婚っていいかも」という表情を決して見逃してはならない。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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