仕事は絶好調! でも恋愛は…というバリキャリ女子の特徴

結婚して家庭に入ることを夢見る婚活女子が存在する一方で、バリバリ仕事してキャリアを積むことが第一優先の、いわゆるバリキャリ女子と呼ばれるタイプも増えつつあります。ここでは後者のほう……バリキャリ女子に的を絞り、彼女たちの恋愛事情を紐解いていいましょう。

目次

あなたはバリキャリ女子ですか?


「あなたはバリキャリ女子ですか?」と質問されたら、何と答えますか? 筆者が答えるとしたら、「一応バリキャリ女子のつもりです……」という、なんとも歯切れの悪い回答になってしまいそうです。起業して年商ウン千万叩き出している女社長さんのような立場だったら、堂々と首を縦に振ることができるのでしょうけど。

そもそもバリキャリ女子とは、「バリバリのキャリアウーマン」の略です。バリキャリ女子の定義として、一部には「高学歴」を条件に含む考え方もあるようですが、学歴は無関係と筆者は考えます。高卒だろうと短大卒だろうと、キャリアウーマンとして活躍している女性はたくさんいますから。
また、「プライベートよりも仕事優先の思考」をバリキャリ女子の定義とする見方もあるようですが、これもちょっと違うかな、と。社会人としてお給料を貰っている身なら、誰しも仕事優先姿勢は当然ですよね。

ズバリ、バリキャリ女子の定義とは


ぼちぼちまとめましょう。筆者が定義づけるバリキャリ女子とは、仕事においてキャリアアップの野心があるか否か! そして、その野心に、現在進行形で結果が伴っている女性こそが、バリキャリ女子なのでしょう。

ようやく、ここからが本題です。バリキャリ女子の恋愛事情に関して。「仕事と同様に恋愛も絶好調!」というバリキャリ女子って、滅多にお目にかからないです。大半のバリキャリ女子は、「仕事は常に上空飛行、恋愛は常に低空飛行」と、口を揃えます。彼女たちの恋愛が低空飛行な原因はどこにあるのでしょうか?

「ヒマな時間」に罪悪感、「忙しい現状」に安心感!?


バリキャリ女子は、「ヒマな時間」に対して、罪悪感を抱く傾向が非常に強いです。逆から言うと、「忙しい現状」に安心感を得ているように見受けられます。具体的には、「定時退社よりも、終電まで残業している自分に安心する」とか、「土日きっちり休むよりも、休日出勤や資格取得のスクール通い、起業セミナーを受講している自分に安心する」とか。

自称・一応バリキャリ女子の筆者も、「こりゃ、恋愛が低空飛行になるのも当然だわ」と、反省した発言がありました。合コンで知り合った男性からの、「休みはいつ?」という質問に対して、「基本は365日働いていて、何か予定が入ったらその日を休みにしています」と答えていたのです。これじゃ、男性側が誘いづらいのも当然ですよね。「お忙しいんですね、俺のためにわざわざ休みを作って頂くのは、申し訳ないです」という気分にさせてしまうでしょう。

では、「休みはいつ?」へのベストアンサーは何でしょう? 答えは単純です。「休みは○曜日です」がシンプルイズベスト! 間違っても、「休みは○曜日なんですけど、たいていはスクールかセミナーの予定を入れています」などと余計な尾ヒレはつけないように!

一点の曇りもなく、「休みは○曜日です」と答えるには、あなたが罪悪感を抱いてしまう「ヒマな時間」を作る必要があります。ヒマな時間は罪でも悪でもないです。ヒマな時間を作って恋愛を楽しむひとときは、仕事への活力にだってなるのですから。低空飛行の恋愛を上空飛行へチェンジさせるには、「なんの予定もないひととき」を、意識的に作ることから始めましょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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