男ウケは最悪!? 男性からみたキラキラ女子への本音

前回の記事では恋愛も仕事もプライベートも順調で、いかにも充実した日常を装っている“偽キラキラ女子”の心理についてお伝えした。

けれど女子がなりたい憧れの“キラキラ女子”は、そもそも男性の目からはどう映るのだろうか? 今回のコラムでは男性視点での意見をまとめ執筆してみた。

目次

1.「そもそも意味不明」


・「自分の生活がいかにイケてるかってことを周りに見せつけたいんだろうけど……そもそも、それを『誰になんのためにアピールしたいのか』が意味不明。『今日はコレだけワークアウトしたの!』とか、『このフレグランスがお気に入り』とかいうSNSの投稿、どう返してイイか分からない……」(30代・製造業)

・「SNSで繋がってる女性でしょっちゅうおしゃれなレストランに行っている人がいる。写真やメニューやらをやたら詳しく投稿してるんだけど、そんな高そうな店情報、コッチにはなんの役にも立たない(笑)。アレってナニ? 女同士のマウンティングってヤツ?(笑)」(30代・自動車)

――女子のキラキラツイートに関してもっとも多かった男性の意見がコチラ。「意味不明」「なんのために?」「わけわからん」……などの身もフタもない声がかなり聞かれた。男性はそもそも女の「世間話」や「雑談」に興味はない。
自分に必要な情報や有益な情報が欲しいだけだ。
当の女性にしたらイケてるつぶやきを投稿したつもりでも「なんか不可解」「ちょっとウザい女……」くらいの怪訝な感情しか抱かないのである。

2.「意識高いの?」


・「『今日は玄米ランチ♪』とか、『最近家では絶対グルテンフリー!』とかいう女子のつぶやきを見ると、正直ちょっと引く(笑)。デートでもそういうの強制されそうじゃないっすか。基本男はオーガニックとかに興味ないんです……」(20代・金融)

・「最近話題の本読んだとか、なにかのセミナー行ったとか……“いかに自分を高めるための努力してます!”的な投稿を見ると、『うおっ意識高い系!?』って反射的にビビる(笑)。本人はどういうつもりで書いてるか知らないけど、なんつーかめんどくさそうな女だなあと感じる……」(40代・システム管理)

――女子が「賢そうに見られたい」「自分磨きを怠らない努力家の私」のつもりでのキラキラ投稿は、男性に「コイツめんどくさそうな女だなあ」と思われるのがオチ。
特に体に良い食べ物や教養に関する話は要注意である。男性は自分を変えられることを極端に嫌う。「女から教育される」なんてことを不愉快に思う人は多い。「意識高そうな女」を恋愛対象から即座に外すのだ。

3.「コイツ金がかかりそう」


・「キラキラ女子って金遣いが荒そう……というか浪費家じゃないですか? 頑張っていっぱい稼いでるのかもしれないけど、雑誌のモデルばりに全身流行のファッションで決めてたりブランド物とか身に着けたりしてる人が多くてちょっと……。『彼女にしたらすげえ金かかりそうだな』としか思えない」(20代・運輸)

・「彼女から『私この人に憧れてるんだ~』ってある女性のFacebookページを見せてもらったことがあったけど、画面をスクロールするうちにゲンナリした。数々の習い事のシーンに毎晩の豪華なディナー、シャンパン片手にニッコリな画像の数々……この女、週にどれだけつかってるんだよ!?と……。『オマエがこんな風になったらとても結婚できない』ってつい言っちゃって、彼女とケンカになりました(笑)。でも実際あんな女と付き合ったら、メチャクチャ搾り取られそう……」(30代・マスコミ関係)

――女性からすれば、それらの投稿に対し「イイな~素敵なモノ身につけてる!」「美味しそうなレストラン! 今度絶対行ってみたい!!」と感じたとしても、男子にとっては「金遣い荒い女だな……」としか映らないもの。
キラキラ女子の投稿に対し、女性は羨望の眼差しで眺めるが、男は「コイツが俺の彼女だったら」という“伴侶視点”で眺めるのだ。男性は金銭感覚が自分とズレている女性を彼女や恋人として選ばないのは当然のこと!
「贅沢ツイート」をどうしても見せたい女性は同性のみに公開し、男の目からは遮断したほうがイイだろう。

女ウケする投稿は、たいていの場合男性を遠ざける


「キラキラツイート」は悪いモノばかりではない。
これだけ仕事を頑張って余念なく自分磨きをしそれなりの成果を手に入れた……美味しいランチや豪華なディナー、高価で品質のよいモノを手に入れた……なんて投稿は、時として女の嫉妬心をかきたてることもあるかもしれないが「ステキですね」「私も欲しい~!」などという同性の“共感”をも得られる。すなわち良くも悪くも「女ウケする投稿である」と言えるだろう。

けれど残念ながら女性にウケるものは、男の目線から見れば「非モテ」に繋がることがほとんど。
意識が高そうであればあるほど、おカネがかかっていればかかっているほど
「めんどくさそう……」と、「この女とあまり関わりたくない」という印象を彼らに与えてしまうのだ。

女子から「ステキ!」「いいなぁ~」と称えられるような華やかで派手な投稿をして“非モテの道”を突き進むか? それとも地味で無難で堅実なツイートをしながら“モテの道”を追求するか……?
それはあなた自身で選び取ってほしい。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

関連記事