「飲める女子」「飲めない女子」 男がホントに好むのはどっち?

年も明けて新たな気分で「今年こそは……!」とさまざまな抱負を抱く人も多いことだろう。特に「今年こそ、彼氏を見つけたい!」「恋したい!」と願う女子にとって年初めは勝負どき。
年明けは飲み会や挨拶回りも多く、出会いのチャンスが普段より倍増するからだ。

だが、そんな時気になるのは、「女子の飲みっぷり、男はどう思う?」ではないだろうか?今回は「恋とアルコール」について男性陣に忌憚ない意見を聞かせてもらったので、「新年早々の失敗」を防ぐ手立てとしてほしい。

目次

「飲める女子がイイ派」……「その方が話しかけやすいから!」


・「自分は断然、飲める女の子がイイです! お酒ってリラックス効果もあるから、特に初対面の子と打ち解けるのにすご~く役立つ。合コンとかで最初は緊張してた子が、アルコールがまわるにつれて『実は○○なんですよ~』なんて打ち明けてくれる姿が可愛かったりするし……。アルコールが入ると同じテンションになれるからこそ楽しい! コッチは飲んでいい気分なのに“向こうは素面!”ってなんかバカにされてる感じ(笑)」(30代・営業職)

・「飲み会の席なのに『私飲めないんですうぅ』とか言われると“はぁ? ブスのクセに可愛い子ぶってんじゃねーよ”ってハラが立つ! またそーゆー女に限って、コップに注がれたら意外とグビグビ飲んでたりする(笑)。本当に飲めない体質ならしょうがないけど、『飲めないって言っといた方が好感度あがる』とか思ってる女はシラケるし、コッチからお断りですね」(20代・IT)

……「できれば飲めた方がイイ派」の声がコチラ。「アルコールが入ってるほうが会話が弾む」「飲んでる女性だと声をかけやすい」というごもっともな意見のほかに、「飲めないふり」や「ぶってる女はムカつく!」という意見がかなり多かったのがポイント。男性は案外、女のつまらない小細工をすぐに見抜くもの。
幸い体質に恵まれて「ある程度イケるクチ」ならば、素直に「お酒は好きです」と言ってしまったほうが相手と距離も縮むし、好感度も上がったりするのだ。

「飲めないほうがイイ派」……「飲む女はめんどくさい!」


・「男としては情けないのかもしれませんが、自分はアルコールに弱くて軽めのサワーや甘いカクテルくらいしか飲めません。なので、ぶっちゃけ、女性にガンガン飲まれちゃうと引きます……。酔っ払いはニガテだし『この子、ひとりで帰れるのかな~?』とか『後始末俺がしなきゃならないのかなあ』とか思うと恐怖。だから飲めない子の方が安心しますね。デートで酒代もかからないだろうし(笑)……」(20代・制作)

・「酔ってればナニしてもいい、ってわけじゃない。態度がデカくなったり行動がエスカレートする泥酔女、マジ勘弁。多少酔いが回ってるくらいなら色っぽかったりもするけど、以前の飲み会のとき目の前で女に吐かれたことがあって、以来酔っ払い女を憎んでる(笑)。差別かもしれないけど酔いつぶれた女ってスゲーみっともないし、そんな姿を見ちゃったら恋に落ちるなんてありえない」(30代・医療関係)

……「飲めなくてもイイ」「むしろ飲まないほうが好き」という男子の意見がコレ。「男のプライドを傷つけられるから、自分よりは飲んで欲しくない」というのがホンネだったりする。特に酒量が減り“ビール離れ”が進んでいるという20代の若い男子から多く聞かれた。
アルコールが飲めるだとか飲めないよりも、「自分が相手よりイケる口かどうか」が恋愛の明暗をわけるポイントなのかもしれない。
合コンや飲み会では気になる男性の酒量や飲み方はしっかりチェックすべし!

男性がキライなのは酒量の有無ではなく、“かたくなな女”


飲める女子がいい、そうでないほうが好み……など、その男性各々の価値観によって判断は分かれるが、

1.泥酔してみっともない姿をさらす女は勘弁
2.飲めても飲めなくても、あまりにもかたくなな女は嫌い!

……というふたつは共通した意見のようだ。
まず、一つ目。誰だって酔っ払いの世話などまっぴらごめん。自分が程よくいい気分になってるところで相手の後始末を請け負うなんて最悪だ。
ある程度親しくなってからならば“仕方ないなぁ”と許されることもあるだろうが、まだ付き合いも浅いのにグデグデになり「歩行困難」だとか「粗相をする」なんて行為はNG。
「この子いいな……」と思われていたとしても、一瞬にして好意は冷め果てる。

さらに注意しなければならないのが二つ目の声だ。
自分が飲める、または飲みたいからと、相手の男性の事情を考えず盃をガンガン勧める女性、そして頑として「私は飲みません!」宣言する女性というのは、どちらも男性から好感を持たれることが少ないのである。

相手の男性はもしかして疲れ切っているのかも知れないし、明日は朝早く仕事にゆかなくてはならないのかも知れない。それなのに「もう1軒行こうよ!!」「なに?飲みが足りないんじゃないのぉ~」「それぐらいで?だらしない!」なんて強制してしまったら、アルコールハラスメントにすらなり得る(笑)。

そして「飲めない女性」「飲みたくない女性」というのもモノには言いようがある。
やんわりと、もしくは丁寧に断ればいいだけの話。
ススめてきた男性にキツい言い方や頑なな態度で拒否れば、「私、お酒というよりあなたを一切受けつけません!」と表明しているようなものだ。
お酒を断られるということは男性からしたら「お高くとまっている」だとか、自分が見下されていると感じるもの。
飲めないならば飲めないなりに相手に“ごめんなさい”と“言い訳”くらいはすべきだろう。あなたの盃を満たそうとした男性は、あなたを気遣っているか、好意を持っている人かもしれないのだから……。

飲むにしても飲まないにしても、飲み会ではそこに居る相手と楽しい時間を共有したいものである。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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