さみしい時に送るLINE 「かまって」以外のことば5選【イラスト】

ひとは寂しいとき、誰かにかまってもらいたくなる。LINEを送って返事が来たらうれしい。それが好きな人ならなお良い。というか好きな人にかまってもらいたい。でも「いま何してる?」はうざいかなぁ、「さみしい」は重たいかなぁって、いろいろ考えて結局送れなかったり。寂しい死にしないように、相手に不快に思われないように、送信のレパートリーでも増やしてみようか。

目次

魔法のことば「焼肉食べたい」


お寿司食べたい、でもいい。肉まんがほかほかしてるよ、でもいい。食欲ってのは裏切らない。
おいしそうなご飯の話を「そうだね」とか「わかる」とかすら返してくれない人なんて、私ならいらない。あっちいけ。ウソ、いやだこっちきて。三大欲求は、強いひとのほうがなんか生命力を感じてステキ。直接誘うわけじゃないけど、さりげなく食欲をそそる話で相手をそそのかすのは、良い方法。
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夜に送る「おはようございます」


次に送るのは「さみしさに、目覚めました」。うまいことを言おうとしたっていいじゃない。それがあんまりうまくなくたっていいじゃない。重たいよりは面白いほうがいいよ。押し付けるばっかじゃなくて、相手に「くすり」とでも笑いを与えられたら、かまってもらう権利もうまれると思うんだ。
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冬に送る「ピクニックいきたい」


「さむいだろ」ってきたら「あっためて」って言えるじゃん。会話って、そういうことじゃん。
相手に求めすぎたり先のことを考えずに話したりするから、シーソーが成り立たなくなって、公園から出て行ってしまうんです。喧嘩や別れって「ねぇもう少しこの公園で遊ぼうよ、ほらブランコもあるよ」って言えなくなった感じ。まだここにいられるはず、こんなこともしようよって言えなくなってしまったらだめ。押し付けたり飽きてしまってはだめ。続けていくには工夫もだいじ。
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意味深に送る「話がある」


これはちょっと卑怯だけど。こんなこと言われたら「えっなにどうした」ってなるからさ、そしたら言ってやるんだ。「話がある。あるところにさみしがりやの私がいた話なんだけど」……まぁ内容はなんでもいいんだけど。たまには相手にドキッとしてもらうのもいいのかもしれない。かまってくれないのならちょっとスネてみてもいいのかもしれない。やりすぎると、それはめんどうな女の子になるからご注意を。
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最終兵器「新しい下着を買ってみました」


大サービスで写真もつけたらいい。お風呂にはいったよ、でもいい。可愛らしい大胆アピールなら、二人の世界では誰も傷つくことはない。振り向いてくれる努力やドキドキし続けてもらう努力は、女の子にも必要。でも単なる好きな人に送ったらビックリ仰天されますからね。お付き合いのはじまった男女限定の話ですから、そこんとこよろしくお願いしますね。
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それにしてもLINEってのは便利でビックリする。私のLINEスタンプも、よかったら使ってね。(宣伝)
(小鳥遊しほ)

この記事を書いたライター

小鳥遊しほ
イラストレーター兼コラムニスト。豊富な肩書きを活かし、料理や恋愛などのイラストコラムを連載中。 KADOKAWAより書籍「くまっているのはボクなのに。一問一頭 」河出書房新社より書籍「こまりくまブック」出版している。

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