結婚したことを後悔しない! 「しくじり婚」しないための心構え4つ

先日「30代の結婚事情」という特集の中で気になるアンケート結果をみつけました。
「結婚したことに後悔はありますか?」という質問項目。結婚を夢見る女性にとっては「ゲゲ?」と不安を煽るような内容ですよね。
いったい、30代でどれだけの女性が後悔しているのでしょう? ……なんと、イエスと回答した人は約3割にも。

多いか少ないか、そこは人によって捉え方は様々でしょう。
これが40代、50代となってくるともっとグイっと割合が上がってくるかもしれませんね。日本生産性本部の過去の調査では「生まれ変わったら今とは別の夫を選ぶ」という50代が4割という結果もでています。後悔したまま20年以上を一緒にいるのがどれだけ大変か想像できるでしょうか。

結婚してから公開する「しくじり婚」にならないために、気をつけるべきことをまとめてみました。

目次

1.「こんなはずじゃなかった」と言わぬよう「こんなもん」と理解する


「こんなはずじゃなかった」「こんな人だと思わなかった」
――私が運営する恋人・夫婦仲相談所に来られる特に若い女性からよく出てくる言葉です。
その言葉、おそらく相手もそう感じているはず。日々顔を付き合わせていれば嫌なことも見えてきます。夫婦とはいえ、相手を思い通りに操縦するなど無理。
今のうちから「こんなもん」と捉えましょう。一生「こんなもん」です。心のゆとりを持つことです。

2.現在目の前にいる彼は猫かぶりと思っておいて損はない


恋愛時代はトキメキホルモンが放出されているなんて、脳の本や恋愛サイトでよく目にしますね。まさにその期間、相手の悪いところは見えません。見えたとしても許しているものなのです。1年後必ず本性が出てくるので、現在のラブラブ彼氏は猫ちゃんだと思いながら付き合いましょう。

3.できないところは私がサポート! なんて甘く見ない


彼の部屋はグッチャグチャで汚い、時間にルーズ、金銭感覚もゆるゆる。そんな彼を見て「でも結婚したら私がしっかり管理するんだから」とガッツポーズを作っても、うまくはいきませんよ。結婚生活は長いものです。妻が病気の時も、職場の人間関係で疲れている時も、子供がワンワン泣きやまない時もあります。妻一人で夫のサポートできるのは最初だけと思い、今のうちに彼に改善してもらいましょう。

4.料理は俄然がんばる


結婚したら家事はフィフティと考える時代。でもでもラブを長続きさせる秘訣は大昔から変わっていません。大事なのは「料理とセックスがうまい嫁」。手抜き料理でもいいので、彼の好みの味付けがパパっとできるように。けんかをしても、おいしいゴハンで仲直りは可能です。

5.エッチをおろそかにしない


料理と並んでエッチは重要なポイントです。相手の好むエッチの要素をおさえましょう。
好きなシチュエーション、好きな下着、好きな匂い、好きな体位、好きな言葉、好きな指技、すべて把握してバリーション豊かなセックスを仕掛けるのがベストです。

20年後「生まれ変わっても今の夫と結婚したい」と胸を張って言えるように、今の彼と、あるいはこれからできる彼としっかり向き合ってみてください。
(二松まゆみ)

参考:InRed 宝島社 2015/12月号

この記事を書いたライター

二松まゆみ
恋人・夫婦仲相談所所長。多くのカップルの恋仲&性のまじめな悩み相談を受ける。著書「きっかけさえつかめば3週間で人生が変わる」(光文社)等多数