初エッチは何回目のデートでするのが正解? 「女が男に体を許してもいい」と思うタイミングって?

「今夜あたり……どうかな?」
好きな男性からの“お誘い”は嬉しいもの。……ましてそれがきちんと付き合っている「彼氏」や“本命狙い”の相手であるなら誘いを拒む理由など見つからないことも多いはず。

……けれど問題は関係を持つ“タイミング”ではないだろうか?

「あんまり早すぎると、軽い女って思われちゃうかな?」
「焦らし過ぎても彼に嫌われそうだし……」

今回の記事では「女が男に体を許すタイミング」についてまとめてみたので参考にしてほしい。

目次

1.4~5回目のデート


・「そういうことは“ノリ”とか”勢い“だと思ってたから、初回に関係を持っても私は構わなかったんだけど、以前それをやったら『すぐにやらせる女』扱いされたことがあって……大切にはされなかった。それ以来ちょっと慎重になって間をあけることにしている。エッチ抜きのデートをすれば相手の考え方や本質なんかも見えてくる。ただやりたいだけの薄っぺらな男かどうか、関係を持っても大丈夫な人かどうかもわかってきた。だからあえて4回以上はデートの数をこなすようにしてますね」(20代・小売)

・「昔『3回目のデートで体の関係を持たなければ二人の仲はオシマイ……』みたいなフレーズを聞いたことがあるけど、さすがにそれだとちょっと早すぎると思う。ホントに自分を愛してくれる男性なら『○回目でセックスできなきゃヤダ!』なんて絶対言わないハズ! ちょっと待たせることでむしろ彼の愛情を見極められる」(30代・ソフトウェア)

――今回のリサーチで一番多かった“許すまでのタイミング”がコレ。「このくらいが適当」と考える女性のほかに、「これ以上は彼を待たせるのも不自然」という声が目立ったのが特徴である。
女が「彼を焦らすことができる」のがこのくらいのデート回数……という見方もできるだろう。相手の男性を「なんとか引っ張ることができる」一般的な限界ともいえる。
4~5回デートを重ねたのに拒絶するという行為は、「処女でもあるまいし……」「どんだけお高く止まってんだよ」「オレのこと好きじゃないんだな」と男性に疑いの目を持たれかねないからだ。

2.3回目のデート


・「初回で寝ちゃうのはやっぱ女を安売りしすぎだし、2回目っていうのもなんかガツガツしてる感じがするし……。だから私はいつもこのくらいで関係を持っていますが、それで失敗したことはとくにありません(笑)」(30代・出版)

・「ホントはもう少し待って欲しかったんだけど、彼は最初から激しく求めてきた。『なんでなんでダメなの? 俺のことほんとはキライ?』と押し切られて……3度目のデートで仕方なく関係を持った。『好きだからすぐ抱きたいに決まってるじゃん!』って彼の言葉にヤラれちゃったんだよね……」(20代・販売)

――二番目に多かったのがこちらの「3度目のデート」。
特に女性側の年齢が若ければ若いほど、ベッドインに至るまでの回数が少ないのが特徴だった。「寝てみなければ体の相性はわからない」「身体が合うか合わないかはすごく大事」「ダメならすぐ次に行きたいから、時間をムダにしたくない」という合理的な声には頷く女性も多いだろう。

3.デートや会った回数じゃなくて“一緒に過ごした時間”


・「何回目のデートとかっていうより、“彼とどのくらい時間を共にしたのか?”が私の場合はバロメーターかな。彼から『俺たち付き合ってそろそろ3カ月だね~』って言われて、気づかなかったけど『ああ、そんなに彼と一緒に過ごしてきたんだ。……うん、彼とならもう安心かな……』と思って関係を持った。数カ月は一緒に過ごしてみないと、相手の“素”や“粗”は見えてこないと思う」(30代・エステ)

――「デートの回数うんぬんではなく、彼とともに過ごした“時間”」を目安に考える女性もかなりいるようだ。要は彼と互いを分かり合えたか……である。体の結びつきより精神的な結びつきをより重視しているといえるだろう。
“許す期間”としては「三カ月」「半年」などを上げる声が目立ったが、
「母からは“彼の春の顔と夏の顔、秋の顔と冬の顔をみてじっくり決めなさい”と言われた」……という春夏秋冬の長期戦の回答もあったことをお伝えしておく。
これは“本当に信頼のおける相手かどうか?を見極めろ”というこどだろう。

相手と寝る「最適なタイミング」とは?


どうだろうか?女性たちのこれらの回答を見て「えー、早くない?」だとか、逆に「もったいぶりすぎじゃん!」「そんな焦らさなくても~」などとそれぞれにさまざまな思いが巡るだろう……。
だが「彼と初めて寝るタイミング」で大切なことは、女性側であるあなたも主導権を握ること……につきる。

「彼が“待てないから”って押し切られて……」というパターンは、あなたにとって果たして“グッドタイミング”と言えるだろうか?
好きな男性から「好きだから寝たい!」「今すぐ抱きたい!」「キミの全てが知りたい!」と強く求められることは女心をくすぐられるものだ。
しかし言い換えれば彼は「君の心情や事情なんか知ったこっちゃないよ……それより俺の欲求を優先させてくれ!」と叫んでいるのも同然なのである。
それは情熱というシロモノではなく相手の身勝手さだ。

多くの女性は「彼がこんなに求めてくれるのは、私のこと愛してくれる証拠だよね……」などと自分の都合のよいようにすり替えてしまう。
けれど男性の情熱は「劣情」タダの性欲、あなたへの愛ゆえに発情したものではないのだ。

彼と寝るのが3回目だろうが、何回目だろうが、「最良のタイミング」とは決して“一方通行ではない”ことだ。
あなたと彼が共に心から求めあい、「抱きたい」「抱かれたい」と思ったその瞬間こそが「正解なタイミング」なのだ。その思いは決してどちらか片方だけの身勝手な欲求、愛という言葉で誤魔化された欲情などではない。

それさえ胸に刻み込んでおけば、あなたと彼は「最高の夜」を過ごせることだろう。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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