彼との初エッチで頑張るべき点と頑張ってはいけない点とは

初セックス……といっても、ロストヴァージンのことではなく。恋人同士の関係性になって初めて一夜を共にする際、どのような点に気を付けるべきなのでしょうか? 筆者が思うに、「最初だからこそ頑張る部分」と「後々ことも考えて最初から頑張り過ぎない部分」の緩急が大事です。

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ランジェリーには全力投球!


最初から「イイかっこう」し過ぎると、後から息切れするという考え方もあります。既婚の知人女性が、旦那さんのご両親に対して、序盤で「パーフェクトな嫁」を演じすぎたため、諸々手が抜けなくなったとボヤいておりました。確かに、そういったケースもあるでしょう。ですが、最初だからこそ頑張っておきたい部分もあります。初セックスに関しては、まさに「ランジェリー」が該当するでしょう。

洋服は、セックスせずとも、平常時のデートから相手の目に触れます。その下にあるランジェリーは、男性にとっては未知なる部分。清純系なのかセクシー系なのか、期待が高まっていることでしょう。

そしていざベッドイン! 脱がせた洋服の下が、色気もへったくれもないようなラクチン系のブラジャーだったり、おヘソまで隠れるような形状のショーツだとしたら……そりゃ男性はガッカリしますよ。初デートで、チェーン店の激安居酒屋に連れて行かれたらガッカリする女心と一緒です。

逆に、脱がせた洋服の下が、気合いの入ったランジェリーだと、「俺のために用意してくれたのだ!」と、男性側は嬉しい気持ちになるでしょう。高額なランジェリーでなくとも、初セックスなのですから、せっかくですから真新しいランジェリーで臨みたいものですね。

プレイにも全力投球!


続いての、「最初だからこそ頑張る部分」は、プレイ自体です。お持ちのテクニックの全てを駆使して、彼氏を満足させましょう。「小慣れていると思われたくない」と思うかもしれませんが、10代ならいざ知らず、アラサーと呼ばれる世代の女性がカマトトぶっても、単なるマグロ認定されるだけです。

また、男性はお付き合いにおいて、性生活の充実度と肉体的相性に重点を置きます。初セックスで、「マグロ」と思われては、どれだけ性格や価値観が合おうとも、今後のお付き合いを考えてしまうでしょう。いきなり別れるなんてことはないでしょうが、二回目のセックスを誘う気が失せる原因にもなりかねません。性的満足を、風俗店や浮気に求めるようになったら厄介です。

飲食店と一緒ですよ。新規オープンしたラーメン屋さんが美味しければ、また行きたいと思うでしょう。美味しくなければ、どれだけ近場にあろうとも、足は遠のくはずです。また抱きたいと思ってもらえるよう、テクニックは出し惜しみせず、めいっぱい楽しませるつもりで臨みましょう。

はっきりさせておきたい「避妊」のこと


「後々ことも考えて最初から頑張り過ぎない部分」は、避妊です。「ナマ挿入を受け入れること」なんぞ、頑張る必要はありません。初セックスでナマ挿入を受け入れてしまったがために、2回目以降「コンドームを着けて」が言い出しづらくなっている女性が少なからず存在します。「初セックスのムードを壊さないこと」を頑張るのではなく、自分自身のカラダを大事にすることを頑張りましょう。

「コンドームを着けて」のひと言は、彼氏の本質を見抜く判断材料にもなります。洋服を着た状態での平常デートでは見えなかった本質が、ハダカになったことで見えてくるのです。万が一、避妊に非協力的だった場合は、今後のお付き合いを見直す必要があるでしょう。初セックスの段階ということは、お付き合いの日数もまだ浅いでしょうから、未練を残さずサヨナラすることもできます。

恋人同士として、今後何度もカラダを重ねていくことを考えると、初セックスはとても意味があるアニバーサリーです。お互いに気持ち良い初セックスでありたいものですね。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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