"期待値は低く" が基本! SNS繋がりの男性にガッカリしないための注意点

「彼、どんな人かな……え、うそ、あ、あの人がそうなの……!?」

SNSで知り合った彼とイイ感じに親しくなり、“リアルでご対面~”することに……なんてことになったら……胸ときめかせない女性はいないだろう。
……けれど問題は“そのあと!!
果たしてガッカリしてしまうのか、それともリアルで会った方がずーっと良かったのか、待ち受けているのはどんな結末なのだろうか?
今回は「SNSで知り合った男性と実際対面したその結果」……を紹介する。

目次

ガッカリした派


経歴を盛られていた!


「Facebookで知り合った彼は、業種が近いこともあり毎日のようにコメントをくれていました。そのやり取りも楽しかったので、実際に会ってみることに。ドキドキしながら迎えた当日、現れた彼を見てビックリ! 結構な男前だったプロフより、絶対20キロ以上は太ってる&毛がない!! 驚きすぎて『○○さんですよね?』って確認したら、『実はあの写真、5年以上も前のものなんですよ~』だって……。それでも“人を見た目で判断しちゃいけない!”とデートを続けてみたけど書いてあった大手勤務先もよくよく聞くと“関連子会社”だったし、学歴も某有名大学じゃなかった。イロイロ盛り過ぎ……って冷めて、それから疎遠になりました」(30代・広告)

――Facebookは基本実名登録だし、経歴のデータもあるし、安心で信用度も高い……と感じている人もいるだろう。けれどいくらシステムがよくとも、それを悪用しようとする人がいればこのようなガッカリなご対面は起こり得るのだ。SNSの世界では「ウソじゃないけどちょっと盛ってある」「大嘘ともいえないけどホントのことでもない」……なんてことはありがち。リアルで失望しないためにもSNS上での日頃のやり取りから男性の「見栄や嘘を見抜く目」を見につけよう。

リアルだと言ってることが違う!


「資格勉強系のコミュニティで出会った彼は、わからないことがあればすぐに丁寧な返事をくれる人だった。『~するといいですよ』って押し付けがましくない丁寧なアドバイスをくれる彼にいつしか淡い思いを持った私は、試験合格を機に思い切って食事に誘ってみることに……。当日レストランに来た彼は思ったよりは老けてたけど、物腰の柔らかな人だった。でも、それもつかの間……お酒が入るにしたがい、『この資格、よく女の人が取りたがるんだけどね、この先大変だよ……』みたいな上から目線でのウンチク語りが始まっちゃって。“いつも(SNS)とは言ってることがちがう! コレがコイツの本性か!”……ってものすごくガッカリした。ネット上の人格なんて信用しちゃいけないんだとつくづく思い知った……」(20代・行政)

――あなたも知っている通り、ネット上の人格はいくらでも作れるし偽れる。この男性のように、本当は「女に説教をカマしたくてたまらない男」「上から目線で知識を披露したがる男」であっても、SNSの上ではいくらでも謙虚で女性に理解ある男性を演じられるのだ!
表面上ではイイこと書いてある文章の合間からにじみ出る“うさんくささ”を嗅ぎ分けられるようになるまではある程度の経験が必要だろう。嫌なメに遭ってもめげずにトライアル&エラーを繰り返すことで、相手の「ネット人格」を見抜けるようになるかもしれない。

会って良かった派


思った通りのいい人だった!


「私は手作りの作品を不定期でSNSに上げてるんだけど、ある日『私のファンだ!』という男性が現れた。彼は私の作品をすごくホメてくれて、購入までしてくれるようになり……、『そのうちお茶でも!』ってしばしばお誘いが来るように……。実際会うまでは『なんか企んでる?』とか『作品じゃなくて私目当て?』とかいろいろ考えて不安だったけど、実際会ってみると彼は本当に“やりとり通りの人”だった。帰り際も『○○さんのアート、僕はすごい好きです。これからもずっと頑張ってください!』とだけ言われてそれ以上の誘いもなかったし……。今でも仲良く交流を続けてます!」(30代・フラワーアレンジメント)

――このように「実際会ってみて良かった!」という幸福な例は非情に数少なく、ほとんどが「会うんじゃなかった……」と幻滅したケースが大半だった。
その中の稀な「会って良かった例」がコレである。この彼女が成功したポイントを上げると、

1.プロフ写真や外見でなく、作品を通じて“人となり”や“本質”を見てくれる男性が現れた
2.すぐ会わずにある程度時間をかけたやり取りを行った
……という点に尽きるだろう。SNS上の人とリアルで会うまでのやり取りはゆっくり焦らず、時間をかけて信頼関係を築いたほうが良さそうだ。

SNSでの情報は鵜呑みにしてはならない!


SNSで知り合った彼と実際会ってもガッカリしないためのポイントは、「期待値を低くしておく」ということではないだろうか。
所詮はSNSの世界、「彼はどこかでウソをついているかも」「かなり盛ってるかも」「自分を良く見せてるだけ」と思っておいたほうが受けるダメージは少なくて済む。
間違ってもSNSでの出会いに「過度な期待」は掛けてはならない。
ほとんどの場合それは裏切られるからだ。

会う前には入念な時間をかけたやり取りの積み重ねで、「彼の本質」を見抜くように心掛けよう。
SNSでの投稿写真やキレイに並べ立てられた文言のなかに「ん?」と違和感を覚えることがあったら、その彼とは会わないほうが夢を壊さなくて済むのだ。

“SNSからリアルな出会い”に必要なのは石橋を叩いて渡る「慎重さ」にある……。用心深く見ぬいたすえに素敵な男性と出会えますように!
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

関連記事