彼氏が性的スランプ中! そんな時にできる彼女としての向き合い方

彼氏のアソコがスタミナ不足……女子会でもなかなか相談しづらいテーマですよね。元々は精力旺盛だった男性が、性的に弱くなることは、決して珍しくないです。有事に備え、彼氏が性的スランプに陥った際の対処法を考えてみましょう。

目次

男性は皆、病院がお嫌い!?


ベストは、専門医の診察・治療を受けることです。が、しかし! 男性って病院に行きたがらない人がすごく多いんですよね。男性の病院嫌いは、性機能関係に限ったことではないように見受けられます。たとえば風邪! 私たち女性の場合は、症状が軽度の時点で、すぐ受診する傾向が強いです。「こじらせる前に……」という防御の意識が働くのでしょう。

女性の意識が「防御」だとするならば、男性の意識は「攻撃」なのかもしれません。「風邪ごときに負けてたまるか!」と、立ち向かおうとする意識が強いのでしょう。

性機能関係での受診となると、男性は風邪以上に身構えます。受診するということは、いま現在の自分が、性的スランプに陥っていると、認めることになります。男性にとってはプライドに関わる問題なのでしょう。

以上を踏まえると、病院をゴリ押しするのはアウト! 軽く提案する程度ならノープロブレムですが、あまりにもしつこく病院行きを勧めると、彼氏はげんなりしてしまうでしょう。

疲れた体に充分な休息を


病院に頼らずできることといったら、どうしても限られてきますが、まずは彼氏の生活状況を把握しましょう。肉体的な疲労が、性的スランプに影響を繋がるケースもあります。

毎日、満員電車に揺られての通勤だとか、残業続きで睡眠不足だとか、そういった事情で体が悲鳴をあげているのかもしれません。もちろん、満員電車も残業も、どうすることもできないですが、そのぶん休日はゆっくりさせてあげましょう。お外デートで連れ回すよりも、お家デートでのんびり過ごすことで、彼氏の体力回復も期待できます。

愚痴を言い合える関係性を


定時退社で、なおかつスポーツジムで運動もしているような男性が、性的スランプを起こすこともあるんです。表面的には見えていない、精神的な部分で何か抱えているのかもしれませんね。

女性の場合は、同性同士で悩みを共有し、「辛いよね」「大変だよね」と同調を得ることでストレス発散しますが、男性は真逆。「弱音を吐くなんぞ、みっともない!」という意識のためか、親しい友達にも悩みが話せなかったりするものです。

そういった意味では、彼氏が愚痴を話しやすい関係性を作ることが大事。ただし、「何か悩みがあったら話してね」と言われると、男性はますます話しづらくなってしまいます。

そうではなく、女性側から、ちょくちょく彼氏に相談事を持ちかけ、アドバイスを求める関係性を作りましょう。そのなかから、自然な流れで、「実は俺も……」というふうに引き出すのが理想的です。

食生活の見直しを


私たち人間の体は、食べ物で作られています。そう考えると、彼氏の食生活も非常に大事です。精力アップの食材といったら、山芋やレバーやウナギのイメージですが、筆者のイチオシは、なんといってもニンニク! ニンニク料理で、じゃんじゃん精をつけてもらいましょう。定番のペペロンチーノやガーリックトーストも良いですが、シンプルな丸焼きもオススメ。

当然のことながら、「臭い」が気になりますが、臭いからこそ良いと筆者は考えます。お互いに口臭が気になるという大義名分のもと、セックスという流れになりづらいです。性的スランプを抱えている彼氏にとっては、気が楽になるはずですよ。

女性側にもメリットがあります。ニンニク料理のバリエーションを増やそうと試行錯誤することに楽しみが見出せれば、セックスへの不満もだいぶ緩和されるはずですよ。

筆者自身、数年前に半同棲していた男性が、とある薬を服用し始めたことで、性的スランプに陥ったことがありました。挿入での満足感はありませんでしたが、そのぶん日常的なコミュニケーションは充実していたと記憶しています。デート時の繋いだ手にも幸せを感じられたり、小さなことにも喜びを見出せるようになったのは思わぬ発見でした。性的スランプは彼氏自身もつらいはず。そっと寄り添う姿勢が大事なのでしょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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