好きとか嫌い以前の問題! 同棲中の彼がなかなか「結婚」を切り出してくれないワケ

どうもこんにちは、ゲイライターの渋谷アシルです。

恋で悩むのは男も女も、もちろんそうでない人も一緒。ひとりでウジウジ悩んじゃって、気がついたら泥沼、なんてこともあるわよね。でもね、ひとりで悩むなんて時間がもったいないわよ! 

ということで、今回は恋に悩む乙女・Aさんのお悩み相談に答えてみようと思います。そんじゃいくわよ~!

目次

結婚してくれない彼の本心が知りたい


「大学を卒業してから付き合いだした彼と、交際半年で同棲したんです。『いってきます』とか『おかえり』って言い合える関係にすごく憧れてたってのもあって、すごく楽しくて。そのうち、『このまま結婚するんだろうな~』なんて思ってたのに、気づいたらもう10年目なんです。なのに、いまだに結婚しようって言ってくれない。もう30代だし、彼の本心が知りたい!」(Aさん・30代前半・事務)

――これ、同棲カップルにありがちなお悩みです。この場合、問題なのは彼が刺激になれてしまったってことだと思うの。

Aさんが話している通り、彼も最初のうちは楽しかったんだろうと予想されます「いってきます」「おかえりなさい」のやり取りなんて、まるで新婚夫婦みたいじゃない? そう、それがダメだったのよね。

彼はAさんとの同棲生活を通して、「擬似結婚生活」を目一杯味わってしまったのよね。実際には結婚していないにも関わらず。

しかも、同棲生活にはわずらわしいものがなんにもない。彼女の両親に挨拶する義務もなけりゃ、彼女を養っていく必要だってない。めんどくさくなったら、言葉ひとつで別れられる。だけど、家に帰れば笑顔で彼女が出迎えてくれる。もう最高よね。

で、そんな幸せな状況にいるにも関わらず、結婚なんて面倒な手続きを踏もうとする男っているのかしら? 同棲から結婚に切り替えるにはいくつも乗り越えなきゃいけないハードルがあるけれど、それを乗り越える理由ってなに?

おそらく彼のなかでは、結婚をする意味がなくなっているんだと思うの。それはAさんのことが好きとか嫌いとか以前の問題。

男性は結婚に対する焦りが希薄


そんな現状を打破したいのなら、結婚生活に対するメリットを提示してあげなきゃいけないわよね。でも、それができるのなら、こんな風に悩まないはず。

残念ながら、女性に比べると男性は結婚に対する焦りが希薄な生き物。女性の30代というと子作りや仕事なんかで転機が重なると思うけれど、男性の場合はそれがないのよね。だから今回のお悩みみたいなすれ違い現象が起きてしまう。

でも、言葉ひとつで明日にでも別れられる同棲関係を10年も続けているって、それはそれですごいことよ。その辺の「婚活パーティで知り合って妥協の末結婚しました~」なんてカップルよりも、ふたりの絆は強いはず。いまは結婚に対する焦りがあるのかもしれないけれど、そんな法律上の制度に囚われるのではなく、もう少し柔軟な考えを持ってみても良いんじゃないかしら? 事実婚で幸せに生きている人たちも大勢いるわよ。もっと周りを見渡してみて!

お悩みの種は千差万別。Aさんと似たようなことで悩んでいる、そこのあなた。ぜひ参考にしてみてね。
(渋谷アシル)

この記事を書いたライター

渋谷アシル
昼間は会社員の仮面をかぶった、謎のゲイライター。これまでお付き合いしてきたオトコをネタに原稿を執筆する、陰険な性格がチャームポイント。オトコに振り回される世の女性のために、ひとり勝手にPCに向かう毎日。

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