所詮「別れた」人! 元カレの存在から解放されるための心得

「なんであの時あれほど傷ついたのに、まだ彼のことを忘れられないんだろう」

こんなことを考えて、イライラしたり、悲しくなったりと、物事が手につかない女子、いませんか? どう考えても「ダメ男」だったのに、なんで未だに元カレの存在が忘れられないのでしょうか? 

次の恋愛にすすむためにも、そんな悩みから解放されるために心に留めておくべきことをご紹介いたします。

目次

1.「ハマるものがないと不安」という弱さ


まず、「ダメな元カレを忘れられない」のは、たいていの場合、自分自身に原因があります。

すべての人がそうだというわけではありませんが、「ダメ男を好きになる自分」に酔っていたり、「本当に○○君って最低なんだよ!」と女友達とおしゃべりするツールにしたり……。こうした傾向がある限りは、一度お別れした彼のことをなかなか忘れることはできません。

このような女性は、なにか「ハマるもの」が必要なのです。「ダメ男」と付き合うと、四六時中その人のことを考えたりしませんか? 「また浮気してるかも」「まだ帰ってこない!」「また喧嘩して暴言を吐かれた」など。そんな風に、頭の中が彼氏のことでいっぱいになっていると、いっとき「安心」するという女性がいるのです。

それが失われた時、「他に何に時間と気持ちを費やせばいいの?」と、ぽっかり心と体が空白になる感覚に襲われるため、ダメな人だと分かりつつも元カレが忘れられないのかもしれません。

2. 思い出は美化されがち


さらに、思い出とは美化されがち。現状に満足できていない人ほど、過去の出来事を肯定的に再評価しようとするものです。たとえば、すごく傷つけられた出来事があっても、だんだんと「あの時は若かったから、あの人もやんちゃだったんだ」、「あれは私のことを思ってやってくれてたんだよね」などと、自分に都合の良いように解釈してしまうのです。

このループから解放されるには、とにかく「現在」に満足することが大切。その分努力も必要ですし、「やっぱり成長した今が一番だ」と思える精神状態に持っていかないといけないんですよね。

3. ステージが変化すれば人付き合いも変化する


最後に、ステージが変われば当然人付き合いも変化するということを心がけましょう。地元の仲間、高校の友達、大学時代のサークルの仲間、前の会社の同僚……。これまでたくさんのコミュニティで付き合いが生まれたかと思います。しかし「最近この人と会っても楽しくないな」と思っていながら、無理して過去の人間関係にとらわれる必要はないのです。

状況が好転すればやっかむ人もいるし、逆に不幸になれば近寄ってきて、悲しみや辛さを共有しようとする人もいるわけでして。そういう人に無理に合わせていると、自分の時間の無駄ですよね。

これと同様に、「ダメ男」だった元カレは、一度「別れた」人。なんらかのきっかけで縁が切れたのだから、自然の流れに逆らってまで、彼に執着する必要はありません。その執着がなくならないということは、まだ自分自身が「ダメ男」と付き合っていた頃のまま、成長していないということ。

こうしたことを心がければ、少しは「ダメ男」の呪縛から解放されるかもしれません。忘れた頃に、良い出会いがあるものです!
(ヤマグチユキコ)

この記事を書いたライター

ヤマグチユキコ
WEBライター。ビジュアル系バンド、ジャニーズなどの音楽情報や、漫才、恋愛ネタ、コスメ、ファッションなどを幅広いジャンルを執筆。「野中すふれ」名義での執筆も多数。キャンドルをつけてリラックスするバスタイムが好き♡

関連記事