男が思う「彼女のかわいい嫉妬」と「うっとうしい嫉妬」

不倫に関する報道がやかましい昨今ですが、倫理というものは、時代によって変化するもののようです。
たとえば平安の時代の「高級な」男の「あるべき倫(みち)」とは、複数の女性を同時に愛せること、だったようで、源氏物語にはそういうことが描かれていたりするそうです。
当然、女性たちは、みずからの心に生まれてくる嫉妬の感情を自己処理しなくてはならず、自己処理できる女性が「教養のある女性」とされていたとか。

嫉妬という感情は……


今の時代に「教養」といったところで、だれもピンとこないでしょう。
教養を身につけに大学に行く? 学問をしに大学に行く? そんなこと、思ったことすらない人のほうが多いのではないかと思います。

さて、嫉妬という感情は非常に醜いもので、嫉妬に「かわいい」も「うっとうしい」もなく、「全部うっとうしい」ものです。
あたしが夜ベッドに入って彼に電話をしても、彼は電話に出ない……どこに行っているの? 誰と会っているの? あたしのこと、もう嫌い? なぜ電話に出てくれないの? ……なぜ? なぜ? なぜ?

こういう気持ちを彼に対して口にしてしまえばもう大変。
うっとうしい女……おれはしんどい思いをして、上司の深夜の酒に付き合っているだけで、スマホが鳴っているくらい気がついているのに……一緒にいる相手が運悪く上司だから電話に出られないだけで……そのおれをくっだらない理由で疑うのか! というのが男のホンネでしょう。

醜い感情を「かわいらしく」小出しにできる女性


それでも稀にそういう醜い感情を「かわいらしく」小出しにできる女性がいます。
後日「ねっ! ねっ! あの日の夜、どこにいたの?」なんてかんじでPOPに聞いてくる女性です。

そういう女性は教養があるのか、嫉妬の醜さを知っていて、「小出し」にするのかもしれません。
あるいは嫉妬している自分が嫌いだから、その日の夜はどうにか嫉妬の感情をやり過ごし、後日冷静になったときに「小出しに」しているのかもしれません。

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