勘弁して… 男がやめてほしいと思っている彼女の余計なお節介ベスト3

趣味に合わないプレゼント、別にしてほしくもなかった行動……。“ありがたいけどホントは迷惑だな~”と、あなたが彼氏に対して時たまそう思っているように、男性だってそう思う瞬間はあるもの。

今回は「男にとって実はありがた迷惑な行動」を調査したので、あなたが「タダのお節介な女」になっていないかチェックしてみよう。

目次

1.彼の部屋を掃除


・「いきなり部屋に上がり込んで勝手に掃除されるのが正直いちばん困る! 昔、彼女に部屋の掃除をしてもらったら、こちらは持ってたことすら忘れてた過去のエロ本を見付けられてしまい、大変な騒ぎになった……。そのあとも『あなたは制服モノが好きなんだもんねえ~』だとか、『ごめんねえ女子高生じゃなくて~』とかことあるごとにチクチク。別に“掃除してくれ”なんて頼んでなかったのに……勝手に見つけた方が絶対悪い」(30代・総務)

・「掃除とかほんとしなくていい。彼女の目には汚く見えるのかもしれないけど、俺にとってはそれが落ち着くし、ちょうどいい乱雑さってものがある。結婚もしてないのに勝手に俺のモノに触らないでほしい」(30代・IT)

……男性が「もっともしてほしくない彼女の余計なお節介」としてあげたNO.1がこれ。
「男の家に上がり込んでかいがいしく掃除ができる」というのは、その男性とかなり親しくなっていなければできない行為。
だがその「もう深い仲なんだからイイよね~」「彼と私の間柄だし~」などと決めてかかってはならない。
人のものを勝手に触る、片付ける行為というものは男性に不快感を与えるもの。
またどこに片付けたかわからない、しまった場所がわからないのはまさにありがた迷惑でしかない。
女が良かれと思ってやってあげた整理整頓など男性は望んでいない。

2.ファッションチェック


・「アパレル勤めの彼女は確かにオシャレ。でも、いくら自分のセンスに自信があるからって『その恰好ダサいよ~』『それ、何年前の服?』『一緒に歩くのホント恥ずかしい~』『もっとこういうの着るべき』とかうるさく言わないでほしい……。それに彼女が勧めるブランドの服は自分には似合わないし、着心地も悪い。でも着ないと怒るし……。もうオレのことなんていいから、もっとカッコいい男の所に行けばいいじゃんって思っちゃう」(20代・研究職)

・「俺の服装やセンスを指摘してくれるのはいいけど、その言い方がムカつく。オマエだって足が太く見えるような、ヘンな服着てるじゃん!」(30代・運輸)

……「服装に無頓着な自分にアドバイスしてくれてむしろ感謝している」「コーディネートしてもらって言われたものを身につける方がラク」と感じる男性も多い反面、「うるせえよ!」と反感を覚える男性も少なくはない。
このコメントからも分かるように、特殊な男性を除きほとんどの男性は自分のファッションセンスに自信など持っていない。自分の恰好がイケてないことをよ~くわかっているからこそ、彼女からの「ごもっともな」忠告や指摘に深く傷つくのだ。
男性を落ち込ませないには「ダサい」「似合ってない」という言い方ではなく、「あなたにはきっとこういう服が似合うよ~」「すごくカッコよく見えるよ!」と“肯定系”の言い方をすべし。

3.料理


・「彼女がよく料理を作りにきてくれるんだけど、正直、彼女の味つけは俺の口に合わない。出身地の違いや家庭の独特の味もあるんだろうけど、なんか水っぽくて妙に甘ったるいんだよね……。でもそんなこと彼女に言えないから悶々としてる。正直、外食するほうがよっぽど楽しいし美味しい……」(30代・システム)

・「『あなたの体を気遣ってる』とか『この食材は血液サラサラになるんだって~』とか言って俺の苦手なもんばっかり食わせるのやめて! おかげでますます嫌いになった」(20代・サービス)

……“女の手料理”が必ずしも吉と出るわけではない。“他人様のお口に合う料理”を作ることはけっこう難しい。特に一人暮らしの男性の場合、外食などで「濃くてパンチのある味」に慣れており、健康を考慮した味付けの料理は「なんか物足りない……」となりがちだ。いくら体によいものでも「あなたのために!」と相手の口に合わない料理を与え続けては、メニューそのものどころか作り手のあなたのことまでキライになってしまいかねないのである。

“過度のお節介”や“余計なお世話”は結婚してから


男性たちが「ありがたいけど、正直ウザい……」と思ってしまう気持ちの根底にあるのは、「なんで俺がここまでされなきゃならないワケ?」という“不信感”だ。

正式に籍を入れた「妻」と「彼女」とは立場が異なる。
料理に掃除、ファッションチェックなど「妻がすると違和感がないこと」でも、それを付き合っている女性がしょっちゅう行ってしまえば将来を誓った間柄や婚約者でもない限り、男たちにはある種の恐怖を抱かせることになりかねないのである。

「なんだよコイツ、もしかして結婚の催促してる??」
「いまから世話女房気取りかよ……」

という恐怖を植え付けてしまうのだ。

「せっかく○○してあげたのに好かれるどころか嫌われた」なんて悲しい事態を避けるためには、余計なお世話やお節介は止めて、彼とふたりで思い切りロマンチックに過ごすとか、思い出に残るデートをするなど……「彼女である今しかできないこと」に専念すべきである。

結婚する前に料理や掃除の仕方、服装など……生活に密接に関わることを男性に指摘すべきではない。結婚する前に自分のやり方を相手に押し付けると男は確実に尻込みする。

「彼改造」は結婚したそのあと実行しよう。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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