世の中の男はみんなそんなもん! 恋愛での悩みを減らす方法

初期設定を変えましょう! と言っても、パソコンやスマホの話ではありません。男性に対する初期設定を変えることで、あなたの恋愛が劇的に変わります……とまでは言いきれませんが、恋愛で悩まされることがぐっと減るはずですよ。

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悩みが生じる原因は、多くを求めすぎてしまうから


これは恋愛に限らずですが、悩みが生じる原因は、多くを求めすぎてしまうからです。自分の期待に対して、フィードバックが期待以下だと、そこに「ガッカリ」という感情が発生します。ボーナスにたとえましょう。自分は十二分に会社貢献しているのだから、ボーナスは10%アップしているに違いないと期待していたところ、アップ率は5%程度だったら……そりゃガッカリするでしょう。そして、「自分は会社貢献しているつもりだったけど、戦力外なのかしら?」と悩んでしまうのです。

ボーナスのアップ率に対する初期設定が「10%」ではなく「5%」だったら、ガッカリすることも、自分の働きぶりに悩むこともないでしょう。これは決して、自己評価を下げろという意味ではございません。「自分は全く会社貢献できていないから、ボーナスのアップ率は5%程度であろう」ではなく! 「自分は十二分に会社貢献できているが、不景気のご時世、大幅なボーナスアップはありえないだろう」というふうに考えてくださいね。

「まぁ、こんなもんだろう」と考えればすべてがラクになる


さて、ここからは恋愛シーンへの応用編です。「恋愛で悩みが生じるのは、私の魅力不足が原因」と、過小評価するのではなく! 「男とは多くを期待できない生き物である」と、相手の初期設定を下げるのです。初期設定を下げることで、「まぁ、こんなもんだろう」と、悩むことがなくなります。具体例を挙げましょう。お題は、「釣った魚に餌をやらない男性」です。

釣った魚に餌をやらない男性に対して、「なんとか出会った頃のような状態に戻そう!」と、悪戦苦闘すればするほど、そこに不満が生じます。そして、「肉体関係を持つタイミングが早かったのかしら」「LINEがしつこかったのかしら」など、どんどん悩みが湧き上がります。初期設定を変えましょう。「男性とは、釣った魚に餌をやらない生き物なのだ」という初期設定で臨めば、「まぁ、こんなもんだろう」と、諦めがつきます

多くを期待しない恋愛観は、慣れるとラクチン&快適


ポイントは、「○○君は、釣った魚に餌をやらない生き物」ではなく、「世の男性とは~」という考え方をしましょう。「例外はいるでしょ」というご意見は、ここでは華麗にスルーさせて頂きますね。筆者が思うに、「釣った魚に餌をやらない男性」って、ちっとも珍しい話ではないのではないかと。「釣った魚に餌をやらない」という言葉が存在しているのが、その証しです。「私の彼氏の○○君だけが~」と思うから切ないのです。世の中の男性は皆こんなもんだと、多くを期待しない恋愛観は、慣れるとラクチンかつ快適ですよ。

釣った魚に餌をやらない男性だけでなく、LINEが少ない男性や、なかなか会う時間を作ろうとしない男性に対しても然り。世の中の男性は皆こんなもんだという初期設定で臨みましょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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