結婚したらこうも変わっちゃうの? 「結婚した男がだまって我慢していること」4選

結婚前、彼はあんなに気の利いたデートプランを用意してくれて、あんなにたくさん喋っていたのに、結婚したら気が利かないどころかろくに喋らなくなった、というのはよく聞く話です。
そういう旦那さんは、奥さんに内緒でひそかに我慢していることがあるのだそうです。
今回は、結婚した男がだまって我慢していることに迫ります。
さっそく見ていきましょう!

目次

1.ひとりの時間がない


「結婚してからというもの、とにかくひとりの時間がないのが苦痛です。でも部屋は狭いし、部屋に一緒にいるのはぼくが選んだ結婚相手なので我慢しています」(29歳・IT)
男性に限らず、女性にもひとりの時間がないと発狂しそうになる人っていますよね。
こういうのって、結婚前に「わたしは1日*時間くらいは、ひとりの時間がないと死んでしまいそうになる」と、お互いに申告しあっておくといいのかもしれません。

2.欲しいものが買えない


「多くの旦那さんが我慢していることかもしれませんが、ぼくは欲しいものが買えないことを我慢しています」(27歳・通信)
月収*百万円で結婚するという人も少ないでしょうから、ほとんどの人たちは買いたいものを我慢しつつ結婚生活をどうにか送っているというのが、偽らざる実態ではないでしょうか。
そうやって夫婦で、我慢のなんたるかを身をもって学ぶということでしょうか?

3.妻の会話をずっと聞かなくてはならない


「妻が話好きで、家に帰ってきてから寝るまでずっと喋っています。悪い気はしませんが、たまにはぼくが喋りたいなと思います」(32歳・広告)
話のネタを思いつかない人は、黙って話を聞いているほうが楽なものです。
でも、そういう人って少数派なのでしょうか?
一般的には、話をするほうが楽しくて、話を聞くのは苦痛であるとされているようで、ネット上には「我慢して相手の話を聞かないと、カップルの関係が(夫婦関係が)破綻します」というようなことがよく書かれていますよね。

4.ときめきがない


「妻とときめきがない! これがわりと苦痛です。でも、妻に『君と一緒にいてもときめかないんだ』とはちょっと言えないですよね」(32歳・飲食)
週末婚の良さは、ときめきを維持できるところにあると、以前なにかに書いてありました。
が、週末婚をしようと思えば、平日はどこかのホテルに泊まることになったりするわけで、そしたら「お金がない」となって、どうにもならない話になるのでしょうか。

いかがでしたか?
なんでもない、ありふれた日々の生活からして我慢の連続である……4つの証言を並べてみたら、こんなことが言えるかと思います。
だから、結婚したらある種の人は、非常に我慢強くなり、人格がすばらしいことになったりもするのでしょう。
子どもができてさらにすばらしい人格になった人もいます。
ということは、結婚生活って、人格を高める修行の場なのでしょうか?
そしたら離婚した人たちは、修行を途中で「おりた」落伍者ということになりますが、そういう言い方ってちょっとないですよね。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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