ちょいちょい元彼の話を挟んでくる女子の特徴4パターン

女友達の惚気話にうんざりしてしまう、というのは多くの女性が日頃感じているストレスの一つかもしれません。

ただ一方で、楽しいことがあったとき、嬉しいことがあったときに、幸せな気持ちを友人に聞いてほしい、と思う彼女たちの気持ちは理解できなくもありません。たまに聞く分には、ほほえましいなと受け入れてあげてもいいでしょう。ただ、最近気になるのが、彼氏ではなく、元彼の話をする人たちです。

「そういえば元彼も……」
「あ、それ元彼が同じものを持ってた!」

友達同士の会話を楽しんでいるのに、こんなふうに話の内容を何でも元彼の話に持っていってしまう人たちがいます。聞いた方は、突っ込みづらいというか、一瞬会話が止まるというか。

元彼とよりを戻したいといった相談事ならともかく、なぜ別れた後にまでこんなことを話すのでしょうか。そうした女性たちを見ていくと4つのパターンに分けられます。

目次

1.無意識タイプ


これは「吹っ切れた」と強がっているものの、実は未だに元彼のことを引きずっているタイプです。彼女たちはまだ付き合っていた頃、彼氏のことが大好きだった傾向が強い。当時も大抵彼氏のことを常に考え、常に彼氏の話をしていたはずです。こうしたタイプは、別れた後もその思考回路が続いてしまっているのです。

2.恋愛自慢大好きタイプ


これはとにかく自分が常にモテモテであることをアピールしたいタイプです。いつも恋愛の話が尽きないのに、今はなぜか何も出会いがない……自慢できることがない……そんな彼女たちにとって、話せることといったらもはや元彼のことしかないので、しかたなく惰性のように元彼の話をしてしまう、というわけです。

3.かまってちゃんタイプ


周りの人に心配してもらいたいだけのタイプ。彼氏と別れて寂しいというアピールをされると、周りの人はいろいろと気にかけてしまいますよね。周囲の同情を買うことで満足感を得ているこのタイプは、元彼との別れ話をドラマティックに編集しがちです。

4.戦略的タイプ


あわよくば復縁したいと考えている戦略家。彼氏に未練があることを周囲に伝えておくことで、共通の友人を介してそれが彼氏に伝わるかもしれません。元カノが自分に未練たらたらだと聞いて、なんとも思わない男性はいないでしょう。逆に気になって、よりを戻そうかと考え直す人も中にはいるかもしれません。こうなったら彼女の思惑通りというわけです。なかなかの戦略家と言えます。

こうして女性たちの心理を考えてみると、やはり元彼、つまり恋愛への依存度が高いことが共通して言えるように思えます。

恋する気持ちは誰しも抱くものですし、恋愛は自分自身を成長させてくれるものでもあります。ただ、恋愛のことばかり考えてしまうような過度な恋愛依存は、周囲との関係を悪くしてしまうばかりでなく、自分を見失う原因にもなってしまいます。

「元彼は遠くにありて思うもの」というのは、私が作ったことわざです。恋愛に依存することなく、一人でも日々を楽しく生きていけるようになることが、幸せへの近道と言えるでしょう。
(五百田達成)

この記事を書いたライター

五百田達成
作家・心理カウンセラー。「男女コミュニケーション」「きょうだい型性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演。35万部を超える「察しない男 説明しない女」シリーズほか著書多数。

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