“タイプじゃない男性”との恋愛が、意外とオススメな理由4つ

好みの異性のタイプは人それぞれ。タイプの男性と付き合えたら毎日ドキドキできるし、やっぱりうれしいですよね。ですが実際には、「タイプじゃない男性と付き合ったけど、すごく幸せ」「最初はあんまりだったけど、付き合って良かった」という女性たちも少なからずいます。タイプではない異性と付き合う良さはどこにあるのか? 周囲の意見を集めてみました。

目次

1.執着心が少ないため“大事にされる関係”になりやすい


「タイプじゃない男性には『本気じゃないなら要らない』って態度ができる」「いいたいことが言えるので、結果的に女子が幸せになれる関係ができやすい気がする」「タイプの人と付き合うと、あがめてしまって大事にされない。タイプじゃない人だと、もめたときでも『まあ、別にそこまでじゃタイプでもないし』と執着しすぎないので、相手のほうが優しくしてきてくれます(笑)」。

たしかにこれは納得の意見。「こんなにタイプのカレとはもう付き合えないかも!」「この人は絶対逃したくない」なんて執着してしまうほど、うまくいかなくなるのが恋愛。相手が自分の”タイプ”だと、どうしても甘くなりがちですが(汗)、タイプじゃない異性の場合はそうした執着心も少ないので、恋する女子特有の弱気や不安に負けることなくきちんと意見や不満を言うことができ、結果、大事にされる関係を作りやすい。そんな良い傾向もあるようです。

2.タイプではないからこそ、“意外な魅力”に気がつける


タイプではないからこそ気がつける魅力があることも。「顔は全然タイプじゃないけど、今の彼氏は人としてかっこいいと思った」「とにかく裏がなくて信用できる。そういう人にハマるとは自分でも意外でした」「最初は全くピンとこなかったけど、すごく器が大きくて、付き合ってからどんどん好きになった」など。

異性の見た目や男性のタイプとして魅力を感じると、どうしてもそこに惹きつけられてしまうので、他の魅力要素には目が向きにくいですよね。その点、タイプじゃない異性の場合はきちんと全体の要素に目が向くので、今までと違う異性の魅力を感じられる……なんてこともあるようです。

3.“タイプじゃないけど、ここが好き!”と自覚できるので、長続きしやすい


タイプじゃない男性の場合は、恋の直感だけで選んではいないからこそ、相手の魅力をしっかり自覚できているので長続きしやすい――そんなメリットもあります。タイプの人と付き合うと「理由はわからないけど好き!」といった感じなりやすいですよね。それも大事な恋の直感なのですが、本能的な恋の高ぶりが落ち着いてくるのと相まって、次第に「私、なんでこの人を選んだんだっけ」という迷いに陥ってしまうことも……。

男女が長く一緒にやっていく間には、いろいろな紆余曲折があります。一時的に相手への気持ちが分からなくなってしまうときでも、「私は彼のこういうところが魅力だと思って付き合ったんだ」というポイントが自覚できていると、危機を乗り越えられやすいです。こうした点も、タイプではない男性と付き合うよさのひとつといえそうです。

4.“そういう男性を好きになった自分”を楽しめることも


「男を見る目がないといわれ続けてきたけど、今のダンナさんは全然違うタイプ。そういう人を好きになれてよかったです(笑)」「今までと全然違うタイプのカレなので、反応も行動も新鮮!」「こういう男性もちゃんと好きになれるんだと思ったら、自分のこともなんだか好きになれました」といった意見もありました。

毎回同じようなタイプの異性と付き合っていると、同じような反応が返ってくることも多く、同じような結末も迎えやすいですよね。その点、タイプじゃない異性と付き合うと、自分にも相手にも新鮮な発見や感動を得られることがある様子。「相手を好きになった自分」まで好きになれたり、誇りに思えたりするのは、いい恋愛ならでは、の傾向ですよね。

「男なんて〜」「どうせ私は……」が口癖になっている人は、もしかしたら似たようなタイプとばかり付き合って、似たような経験を重ねているのが原因なのかも。タイプの異性にばかり目を向けていて恋愛がうまくいっていない……という人は、ぜひ機会があればタイプでない異性との恋愛も検討してみては!? 自分でも意外なほど幸福な関係が築けることもあるかもしれません。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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