同棲したくてもできないカップルに “隔日プチ同棲”のススメ
結婚前に同棲をするべきか否か、というのはしばしば議論される問題ですよね。結婚する前に相手と一緒に暮らすシミュレーションをすることは大事ですが、両親が「結婚前に同棲するべきではない」という考えの家庭も多いでしょう。
筆者は、そんな同棲NGの家庭でも実践できる「隔日プチ同棲」をオススメします。その方法、メリット・デメリットなどを見ていきましょう。
隔日プチ同棲とは?
隔日プチ同棲とは、次のような付き合い方です。
・同じ部屋で暮らすのではなく、ベースはそれぞれが別々の家で暮らす
・一人暮らしをしている相手の家に、1日おき(隔日)に泊まりに行く
・必要最低限のもの以外、なるべく荷物を置きっぱなしにしないようにする
・できる限り自炊し、一緒に食事をする
・泊まりに行った家では、家事などを積極的に手伝う
お互いが実家暮らしの場合、なかなか「結婚」後の生活をイメージした交際は難しいですよね。月に数回ホテルに行くだけでは、一緒に結婚生活を送るイメージが湧きにくいものです。とはいえ、婚前同棲もまたグダグダになってしまう可能性が高くリスキー。
そこでプチ同棲を味わえる方法が、「隔日プチ同棲」なんです。
まずはデメリット
まずは問題点について見ていきましょう。このやり方は、当然どちらか一方が一人暮らしをしていないと難しいというデメリットがあります。
家族からとやかく言われずに自由に交際がしたい。だから一人暮らしをする。
こういう考え方はアリですし、現にそうしている人は少なくありません。しかし、一人暮らしは多くの出費があります。家賃を自分で払って生活するのは大変。まして、都内に住んでいる学生の場合は、家賃も高くアルバイトに明け暮れる日々になりかねません。
まずは無理せず、安定して一人暮らしできる状況であるかを考えましょう。
隔日プチ同棲にはこんなメリットがある
さて、相手が一人暮らしをしている、あるいは2人とも一人暮らしをしているという場合、どちらか一方の家に長く居座るのではなく、1日おきに泊まりに行くプチ同棲がオススメです。
相手の家に1週間ズルズルと居座ってしまう生活が続くと、生活リズムが乱れダラダラとした生活になります。しかし、1日おきに泊まりに行くことで生活にもメリハリがつき、恋人と過ごす以外のプライベート時間も確保できます。
また、仕事帰りなどに1日おきに相手の家に帰ると、当然「おかえり」「ただいま」といったやり取りがあります。男性を“結婚したい!”という気にさせるためには、結婚後の生活をリアルにイメージさせることが大切なんです。
あなたが「おかえり」と迎えてくれる。これの繰り返しによって、ひとつ屋根の下で同棲していなくても、同棲しているイメージを持つことができるはず。
荷物は少なめにすることが大切
しかし、一方の家に泊まりに行く場合、相手の家に荷物が置きっ放しになってしまったり、家のなかを散らかしても片付けないようなダラダラカップルになることも……。これを避けるためにも、おじゃまする側の荷物は最小限にすること。
そして一緒に家事を手伝ったり、料理をしたりと、2人で協同作業をすることが大切です。
実際に体験した人の意見
このように、1日おきにプチ同棲をしていたカップルの意見を見てみましょう。
・「彼女の家に週に3回くらい泊まりに行く生活をしていました。2人とも働いていたのですが、彼女のご両親が同棲NGで。僕は結婚前提に付き合っていたので、相手との将来のイメージもできてきて、結婚に踏み出せました」(25歳男性)
・「同棲してしまうと別れづらくなってしまう。結婚してくれると期待しながら2年付き合って結局結婚してもらえずに同棲解消した経験があります。今の夫とは、プチ同棲していたことが結婚につながったと思う。良い距離感が保ててよかったですね」(29歳女性)
実際にプチ同棲をしてみた人からはこんなご意見が。同棲を考えている人は、一度「隔日プチ同棲」から試してみてはいかがでしょうか?
(ヤマグチユキコ)
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この記事を書いたライター
ヤマグチユキコ
WEBライター。ビジュアル系バンド、ジャニーズなどの音楽情報や、漫才、恋愛ネタ、コスメ、ファッションなどを幅広いジャンルを執筆。「野中すふれ」名義での執筆も多数。キャンドルをつけてリラックスするバスタイムが好き♡