恋人でもセフレでもない都合いい相手を求めてしまう理由

"彼女って関係ではなくて、たまに遊んだりセックスする人がいたらいいな"
5200件以上の恋愛相談を受けてきた筆者ですが、そのような考えを持っている男性は案外多いと感じます。

彼女でもなく、完全な割切りのセフレでもない。
ゆるく関係性を維持しながら、遊びや飲みに行ったり、時には体の関係を持つことも……。

一言でいうと「キープ」とか「都合のいい女」と表現するのが適切でしょうか?

今回のコラムでは、男性が都合のいい女を作りたがるその本心についてお伝えします。

恋人でもセフレでもない都合いい相手を求めてしまう理由の1枚目の画像


目次

1.自分が「男として終わってない」ことを自覚できる


・「結婚していますが、たまに(体の関係ありで)会える女性を募集しています。一緒に暮らすと、男女ってただの同居人になってしまうんですよね。非日常で、ドキドキできる相手の存在が恋しくなるんです」(34歳 既婚男性)

実行にうつしているかは別としてこのような意見は案外多く、大多数の既婚男性が持ち合わせている感情といえるでしょう。
特に、子供が生まれると、家庭内から「恋愛的なもの」が消えることが多いもの。ですから、それを外で満たそうとするというわけです。

2.本命との仲がかえってよくなる


・「4年付き合っている彼女がいるんですが、最近、体の関係も含めて遊び始めた相手がいます。たまに会う程度ですが、遊び相手と知り合ったことで、本命の彼女の良さを再確認。付き合い始めた頃より、ラブラブになりました」(28歳男性)

意外なことですが、他の異性を見ることで、本命との仲が深まることは結構あるもの。
このタイプの男性は、常に2人以上の相手をキープしていることがあります。だいたい、本命と真逆のタイプを選ぶことが多いようです。
本命がいる余裕もありますから、それほど努力しなくても、相手ができてしまうことは多いでしょう。

3.性欲を満たしたい


・「ぶっちゃけ、性欲を満たしたいからですね。今は、出会い系で相手を探しています」(26歳男性)

都合のいい女を作りたいという代表的なパターン。
ただ、このテの男性は、性に対する好奇心が一巡したり、体力が落ちてくると、より精神的なものを求めるようになります。

筆者が思うに完璧な「都合のいい女」になりきると、相手にとって「失ったら困る最高に都合の悪い女」になります。
彼が都合のいい女を作った理由を正確に分析し、ニーズに見合う役を演じていけば逆にあなたは彼にとって「とても大切な人」になれることは、間違いありません。

ただ、多くの女性は、そこまで都合の良さを徹底できないことが多いのも事実。
できるだけ、そこまでしなくてもすむように、あなたのことを愛してくれる相手を選ぶことを、強くオススメします。

恋愛は本来、ラクで、女性がよりイキイキするためのものなのですから。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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