夏休みにちょっと足を伸ばして訪れたい 逗子~葉山周辺のひんやりパワースポット3選

もうすぐ、お盆。夏休みの予定は決まりましたか? 休日はのんびりとエネルギーをチャージしたいという方も多いのでは。

神奈川県の三浦半島は自然が豊富に残されていて、いわゆるパワースポットが多く存在するエリアです。都心から電車+バスで1時間半〜2時間とアクセスもいいので、夏に限らず筆者もよく訪れています。それでは疲れたカラダに元気をチャージできる、逗子~葉山周辺のパワースポットをご紹介しましょう。

目次

森戸神社(森戸大明神)


夏休みにちょっと足を伸ばして訪れたい 逗子~葉山周辺のひんやりパワースポット3選の2枚目の画像

源頼朝が1180年当時、深く信仰していた静岡・三嶋明神の分社として建てた神社です。本殿の向こうはすぐ海なため、開放的な美しい景色を一望することができます。沖合いの島に立つ鳥居は、まるでそこだけ海の神話の一部を切り取ったかのよう。天気がよければ富士山も見られます。

神社にお参りしたあとは、本殿裏手にまわって千貫松(せんがんまつ)を見てみましょう。この岩場がまた眺めがよく、心が洗われるようです。筆者は本殿よりもこちらの方が好きなくらい。このあとご紹介する2箇所も合わせて行くなら(一日あれば回れます!)、食事やトイレはこの辺りですませていくといいでしょう。

〈アクセス〉
JR逗子駅または京急新逗子駅下車
京浜急行バス「葉山一色行き(海岸回り)」乗車 約15分 「森戸神社」下車 徒歩1分/またはタクシーで約10分/駐車場あり

参考:森戸神社

立石公園


夏休みにちょっと足を伸ばして訪れたい 逗子~葉山周辺のひんやりパワースポット3選の3枚目の画像

森戸神社や御用邸のある一色海岸をすぎると、徐々にゆったりとした景色になっていきます。この辺りまで来るとレストランや別荘の数も減って、地元然とした空気が漂いはじめるんですよね。

バス停「立石」で降りたら、目の前が立石公園です。目を見張るような絶景には、思わず声をあげてしまうほど。空に向かって大きくつき出た岩と、遠くの岩に生えた松の木、青い海は、江戸の浮世絵そのもの!(実際に初代安藤広重がこの風景を描いています)公園内にある岩場を歩くのも楽しいです。自然の造形に圧倒されているうちに、日頃のモヤモヤがキレイに吹き飛びます。

〈アクセス〉
JR逗子駅または京急新逗子駅下車
京浜急行バス「長井行」「市民病院行」他 約23分「立石」バス停下車すぐ/駐車場あり

参考:立石公園

前田川遊歩道


夏休みにちょっと足を伸ばして訪れたい 逗子~葉山周辺のひんやりパワースポット3選の1枚目の画像

ここは本当に知る人ぞ知るスポット。
「立石」の2コ先のバス停「前田橋」で降りたら目の前を左折し、150mほど行くと「前田川遊歩道」という看板が見えてきます。階段を下に降りていくと、そこが遊歩道のスタート地点。

水量は少ないけれど、ここはれっきとした川。飛び石を渡りながらずんずん進んでいくと、徐々にジャングルめいた景色になっていきます。真夏でも川の水は冷たく、足を浸けると気持ちがいいです。途中には人工の小さな滝も。
現在コースの後半が通行止めになっていますが、入り口から400〜500mまでは大丈夫。また大雨の直後などの増水時には、入れなくなるようです。

〈アクセス〉
JR逗子駅または京急新逗子駅下車
京浜急行バス「長井行」「市民病院行」他 約25分「前田橋」バス停下車 徒歩1分/駐車場なし

参考:前田川遊歩道


3箇所を回る際の注意ですが、バス利用の場合、森戸神社から立石公園に直接行くことはできません。いったん逗子駅に戻り、別ルートのバスに乗る必要があります(前田川遊歩道は、立石公園と同じバス路線上にあります)。車の場合、前田川遊歩道付近には駐車場がないのでご注意を。

なかなか辿り着けないところが、またパワースポットの醍醐味でもあります。この夏葉山周辺で、海水浴や山歩きとはひと味ちがった夏遊びを満喫してみてはいかがでしょうか。
(アオノミサコ)

この記事を書いたライター

アオノミサコ
イラストレーター・漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)が販売中。

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