呼吸法を変えるだけでポッコリおなかを解消へ “ルーシーダットン呼吸法”
「水着を買ったけど、ポッコリおなかが気になって……」
「ボディラインの出る服をかっこよく着こなしたい!」
そんなお悩みを抱えている人は、筆者だけではないはず。実は筆者は、ここ数年その悩みを解決するために溶岩ヨガに通うなどして、くびれゲットの方法を模索していました。そして、運命的な出会いをしたんです!
それが「呼吸法を変えるだけで、内臓のマッサージとポッコリおなかの撃退がかなう!」という、ルーシーダットン!
そこで今回は、超簡単! 運動が苦手な女性にもできるうれしい効果満載の「“ルーシーダットン”呼吸法」についてご紹介します!
ルーシーダットンとは?
ルーシーダットンはタイ古式マッサージと並び、タイに古くから伝わる健康法です。別名「自己整体」とも呼ばれています。 “ルーシー”とは仙人、修行者という意味。“ダットン”は伸ばす、引っぱるなど体操をするという意味です。その昔、長時間にわたる瞑想や修行を行っていた仙人たちのカラダのコリをほぐすため、また体調を整えるために編み出されたといわれています。
ルーシーダットンのうれしい効果
ルーシーダットンでは、基本の呼吸法を元にさまざまなポーズをとるのですが、(もちろん呼吸法だけでも効果絶大!)女性にうれしい効果が満載なのです。
たとえば、
・冷え性の改善
・むくみがすっきるする
・便秘の解消
・ホルモンバランスの調整
・肌のターンオーバーを促進する
・基礎代謝が上がり脂肪を燃焼しやすい体質に変わる
・ストレス発散
などなど。
ルーシーダットンを行うと、内臓がマッサージされて、徐々に健康になっていくのを感じることができます。呼吸法なら、運動が苦手な人やカラダが硬い人も行いやすいですよね。それでは、さっそく行ってみましょう!
ルーシーダットン呼吸法のやり方
1.鼻からゆっくり息を吸う
軽く目を閉じて、5秒かけてゆっくりと鼻から細く長い息を吸いましょう。自分のろっ骨に手をあてて、おなかが大きく広がるのを感じながら行います。
2.呼吸をキープする
自分の限界点まで筋肉が伸びた状態で呼吸をとめ、3秒ほどキープします。
3.口をすぼめてシューーと音を出しながらゆっくりと息を吐く
口をとがらせるように、シューッと5秒かけてゆっくりと細く長い息を吐きます。同時に筋肉の緊張をゆるめて、元の姿勢に戻っていきます。ろっ骨に手をあてて、おなかがペタンコになるのを感じながら行いましょう。
呼吸をいったん止めてから息を吐くことで、血液やリンパの流れを一気にうながし、代謝が活発になります。呼吸を長くキープするほど高い効果が期待できますが、無理は禁物。効いているなと感じられればOKです。数回行っただけでも内臓が動きだし、カラダがポカポカとするのを感じるはず!
オフィスや電車の中でのこっそりトレーニングにも!
呼吸法なので、いつでもどこでもできますが、ルーシーダットンの基本姿勢である“あぐらの姿勢”で行うのがおすすめです。床やマットの上で、頭のてっぺんから糸で真上につらされているかのように背筋をピンと伸ばし、あぐらになりましょう。手はひざの上に手のひらを上にして、軽く置いておきます。(気分は仙人!)
毎日決まった時間に行えば、自分自身の体調の変化にも気づきやすく、瞑想のような精神安定効果も得られます。
また、あぐらをかかずに、オフィスや電車待ちの時間にこっそり行えば、隙間トレーニングにも!
筆者は初日、ほとんど座って呼吸をしていただけなのに、即効で便秘は解消するし、なんだかイライラしていた気持ちは吹っ飛ぶし……翌日にはおなかは筋肉痛だし。即効性は絶大でした。
みなさんもルーシーダットンで美腹と体質改善!
ビキニをかっこよく着こなして、海にでかけてみてはいかがでしょうか。
(YUE/プロップ・アイ)
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この記事を書いたライター
井関 唯絵
1988年9月20日生まれ。東京出身。
モデルとして、ショー・PV・雑誌などで活躍後、女性向けコラムライターとして、美容やグルメスポットの取材、恋愛リサーチ、編プロにて本の執筆、編集作業をしている。
2012ミスアースジャパンファイナリスト。ナッツマイスター。