昔のことを蒸し返す彼女にうんざり…彼氏が嫌がる彼女の行動とは?

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女友達やただの顔見知り程度なら気にせずすむことでも“自分の彼女”なら話は別!
男性には「彼女にはしてほしくない」「直して欲しい」「できたらやめて欲しい」と願っていることがあるのだ。

……けれど、それを指摘したら“倍になって返ってくる”“もっと面倒なことになるのが目に見えている”からなかなか口に出せないだけ……。

男性は見て見ぬふりをするのがうまい平和主義者なのだ。
今回は男性が“彼女に不満に思っていること”を代弁しようと思う。

目次

終わったことを掘り起こすのはやめてくれ!


・「今のケンカの内容にまったく関係ないと思うことなのに、『あなたあの時こうだったじゃない』の『……だったじゃない』って以前のことをあれこれひっぱり出されるのだけは勘弁してほしい」(30代・システム)
・「前のことをやたら引っ張り出して怒る。『それいつのこと?』と言いたくなりますよ」(40代・会社経営)

――「いやなことをわざわざ思い出さなくてもいいのに……なんで女は昔のことを蒸し返すのか?」という男の苦情をよく受ける。

しかし女はいつまでたっても覚えているから仕方ない。過去の嫌な思い出、男がしでかした事件簿はしっかり保存されいつでも引き出しが可能なのだ。

女は特に男性と意見が対立したときやケンカになった時、その得意技が発揮される。
女は過去をほじくり返さずにはいられなくなる。
「あの時もこうだったよね」……と。

女には男の“前科”は帳消しにはできないもの。女にとっては謝れば一件落着でなく“前科”として残るのだ。

「それいつの話?」
「それはもう終わったことでしょ」

などと、男がきれいサッパリ忘れていればいるほどあえて言いたくなるのである。

女の記憶力が優れているのは脳科学でも証明されている。特に感情を伴う記憶のネタ帳超高速でアクセス、思い起こせてしまう。

しかし男性からしたら謝った時点で「試合終了~」。その前科はキレイさっぱり消え“罪は償った”……となっているのだ。ほじくり返しの芋づる式で取り調べが長くならないよう注意しよう。

「女」を使ってくるのはズルい!


・「ケンカになって向こうが負けそうになるとすぐ泣く。ズルい」(20代・サービス)
・「よく『男女平等!!』とか言ってるくせに、自分が不利な状況になると『あなた男でしょ?』『男のくせに!』といってくる」(30代・事務系)
・「意見が割れたときにスゲ~悲しい顔して涙ぐむ。最後には絶対こっちが折れるように仕向けてる。……で、いつも彼女の提案が通る」(30代・販売)

――「女使えば許される」「泣けば思い通りになる」のは男性にとっては確かに面白くないこと。“涙は女の武器”とは言っても、男をドキッとさせるような美しい涙ならいいが、自分のワガママや要求が通らないからと涙を見せるのは子どもの駄々と同じ。

“武器”は場所や状況をわきまえて正しく使おう。

電車内でのメイクはやめてくれ!


・「知らない女性がフルメイクしてるのをたまーに見かけるけど顔が作られていく過程は見てると面白い。でも、彼女には絶対やってほしくない!!」(20代・スポーツインストラクター)
・「揺れる電車の中で一心不乱にマスカラやアイラインをひいている女性を見かけるけどもマスカラとか目に入らないのかな~、口紅はみ出さないのかなぁ~と気になって見てしまう。忙しくて時間がないのは分かるけどラッシュ時の電車メイクや化粧直しは彼女にはやめて欲しい」(30代・公務員)

――当の本人はメイクしている自分を「見られている」という感覚はないようだが、その場に居合わせた同じ車内の人は「忙しくて大変なんだね」「時間がないんだね」などと“暖かい目”では見てはくれない。「そんなこと家でやってくれよ」と白い目で見ているもの。

特に男性からすると「自分だけキレイになればいいの?」という疑問も相まって自分の彼女になどしてほしくない行為なのだ。

その服装はやめてくれ!


・「ファッションや流行を全く気にしないような彼女は困るけどそこまで頑張らなくても……と思うことがある」(30代・医療機器)
・「無理して若作りしないで『大人の女性の魅力を見せてくれ!』とも言いたい……実際は言えないけど」(40代・店舗経営)
・「『私冷え性なの~』と言いながらも、胸元や背中がドバっと開いた服や生足を出すような服装をする事。確かに流行とかもあると思いますが、見ているこちらが寒くなります」(20代・貿易)

……女性は男性にデートに着てきた服を褒めてもらいたいもの。しかし、男性と女性のファッションの視点はギャップがあることも多い。

また“若く見られたい”は女の永遠のテーマだが、無理し過ぎたり露出し過ぎれば“痛い女”に早変わり。外見など気を使わず女を捨ててしまうのは考えものだが、流行にとらわれず自分に見合ったスタイルを心がけよう。

横から話しかけないでくれ!


・「テレビやDVD見てるときにあまり話しかけないで欲しいな。スマホでゲームしてる時も横からゴチャゴチャ言われると気が散る」(20代・介護)
・「運転に集中してるときできればアレコレ話しかけないでほしいんだよね。……といっても横で寝られても頭に来るけど」(30代・技術職)

――「彼氏や夫が話をちゃんと聞いてくれない」「話しかけても生返事」などということをよく聞かされる。女からしたらどうみても彼やダンナ様がくつろぎタイムの最中でソファで新聞を眺めていようが、スマホ画面をみていようが、そこで何かを話かけても無駄!
男の耳は完全にシャットダウンされている。

「ちょっと! 聞いてるの?」「大事な話してるのよ!」などと女性は目くじら立てて怒っても男には雑音にしか感じない。そもそも男は一つのことにしか集中できないようになっている。
しかし女は“ながら作業”“並行処理”が得意。電話をしながら料理は作れるし、DVDを鑑賞しながらかかってきた電話の恋愛相談を受けることだってできる。

男はオタク脳、ひとつのことにとらわれる。だから、なにかしてる時に話しかけてもちゃんときいちゃいない……ということをお忘れなく。

女性の常識は男性の非常識でもある


女性からしたらそれが“当たり前”で“なんでもないこと”であったとしても、それは男性からしたら“許せないこと”や“不快なこと”かもしれない。

男が女性に願う“直して欲しい”ことは男性からしたら“非常識なこと”なのだ。
この男と女の互いの「常識・非常識」を認めあえば無駄な衝突を防げるはずである。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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