彼氏のことは好きだけどセックスは面倒だと思ってしまう時の対処法

いま現在、彼氏がいる皆様へ……。あなたは、彼氏のことが好きですか?

好きだからこそお付き合いをするわけですから、彼氏が嫌いという人はいないと思いますが、彼とのセックスはどうでしょう? 彼氏のことは決して嫌いではなく、むしろ大好きなのに、最近セックスが面倒に感じる人も少なからずいるもの。今回はその対処法についてお届けします。

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目次

なぜ面倒に感じるのか……「嬉しさ」「新鮮さ」は風化する


お付き合い当初に、彼氏とのセックスを積極的に求めるのは、ごく自然なことです。そこには、大好きな男性に抱かれる嬉しさや、「新鮮さ」もあるでしょう。しかし、お付き合いが深まるにつれ、初期に感じていた嬉しさや新鮮さは、徐々に「当たり前」のものとなり、当たり前を通り越すと、面倒になってくることもあります。

彼氏側も「面倒」と感じていれば、両者の思惑は合致しますから、「最近はセックスしないけど、仲良しカップル」として成立します。ですが、彼氏側はセックスすることを望んでいる場合、そこに温度差が生じるのです。

男女のお付き合いは、歩み寄りと譲り合いが大事


「面倒だから断る」が、シンプルな考え方なのでしょう。ですが、それはあまりにも情緒に欠けます。男女のお付き合いは、歩み寄りと譲り合いが大事です。あなたとのセックスを求めている彼氏の気持ちに歩み寄り、「セックスが面倒」という自分の気持ちは譲ることにしませんか?

そのぶん、別の部分で帳尻合わせをすれば良いのです。たとえば、彼氏が乗り気しないであろう、カフェ巡りやウィンドウショッピングに付き合ってもらうなど。「カフェ飯は量が少なくて、食った気がしない」という男心を譲って頂き、カフェでまったりしたい女心に歩み寄ってもらうのです。「ワンピース1着買うのに、何軒もハシゴする意味がわからん」という男心を譲って頂き、「試着を重ね、吟味して選びたい」という女心に歩み寄ってもらいましょう。

フルコースセックスではなくインスタントセックスで切り抜けよう


セックスに対して、万全の態勢で臨もうとしないことも大事です。完璧主義は手放しましょう。ムダ毛処理やら匂いケアやら勝負下着やら、すべて整った状態で挑もうとするから、面倒に感じるのです。ムダ毛なんて、電気を消せばわからないくらいに思っていてちょうど良いでしょう。匂いだって、ある程度の「メス臭」が漂っているほうが、むしろ男性は興奮したりするものです。勝負下着に関しても、たとえば今の時期に重宝されるブラトップは、一般的に男性ウケが良くないとされていますが、「ラクチンなんだもん!」くらい、開き直ってオッケー。

事前準備だけでなく、セックス自体も、フルコースである必要はありません。フランス料理と一緒ですよ。前菜に始まり、スープ、魚料理、肉料理、チーズ、デザート、コーヒー……が主流かもしれませんが、カジュアルなフレンチ店の場合は、スープやチーズが省略されたメニュー構成も珍しくないです。セックスするからには、絶対にフェラチオせねばとか、体位は何回以上チェンジせねばとか、フルコースである必要はナシ! 面倒なときは、「すぐ挿れて!」と、即・挿入を求め、誤魔化すのも一興です。

彼氏には内緒で「セックス後の自分ご褒美」


これは筆者のやり方ですが、「自分ご褒美」を導入するのもオススメ。もちろん、お相手には内緒ですよ。セックスという、いまの自分にとって面倒な行為を頑張ったのだからという大義名分のもと、バイバイした後に、コンビニでちょっと高めのアイスクリームを買って帰るんです。「この後のアイスが楽しみ!」と思えば、自然とセックスも楽しくなります。アイスでなくとも、シュークリームだろうとプリンだろうと、そのへんはお好みでどうぞ。

セックス以外にも、生きていくうえで面倒なことは多々あります。逃げ回るのは、その場凌ぎにしかなりません。面倒と思う感情を否定せず、面倒とどう向き合うか……なのだと思います。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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