親密度を深めるには映画デートが有効♡ 彼と進展するデートのコツ

女子に対してガツガツしてこない草食男子が増えたとはいえ、何回も会っているのにまったく手を出されないと「もしかして私に女子としての魅力がないの?」と心配になってしまうのが女心。

しかし、彼がただ女性慣れしていないがために、タイミングがつかめないのかもしれない。そんな彼には、あなたの方から仕向けてあげるべき! でないと、いつまでたっても彼との仲は進展しないからだ。

そこで、シャイな彼とのデートにオススメなのが「映画デート」! そこには二人の親密度が深まるこんな要素があるのだ。
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目次

映画館では自然に横並びに座れるのでスキンシップが取りやすい


デートのときの座り方こそ、恋愛の進展に大きく関わる重要なポイント。対面で座るのと横並びでは雲泥の差がある。

あなたはデートの際、テーブル越しの相手と気まずい雰囲気になったり、どこを見ていいのか目のやり場に困ったり、会話が途切れて焦ってしまったことはないだろうか。
緊張やその気まずさを解くには横並びが一番! 座り方はこんな心理効果があるのだ。

・ 正面や対面に座る:意見を出しやすい、対立のポジション
・ 横や隣に座る:同調・同意しやすい、好意の生まれやすいポジション

ビジネスや商談、会議の場であれば対面の位置関係が最適なこともあるが、デートにおいては議論など必要ない。デートでは横並びに徹しよう。

映画デートでは彼のパーソナルスペースに飛び込めるというメリットも!


パーソナルスペースとは他人に近付かれると不快に感じる空間(距離)のこと。自分の縄張り的な空間である。そのスペースに他人が侵入すると、心理的な不快感が起こる。

あなたも経験があるだろう……。混雑している電車やバスで人にくっつかれて不快な思いをしたことや、見知らぬ誰かが近づいてきて嫌悪感を抱いたことが……。そのスペースはごく親しい人にだけ許される空間だからだ。

心許していない人間に入られるとただの不愉快な気分でしかないそのスペースは、相手と親密になればなるほど狭まり、その人なら近くに来てもイヤに感じるどころか、うれしくなることをあなたも身を持って知っているはず。

そんな彼の大切なスペース、テリトリーに「映画デート」ならすんなり入ることができる。彼にとっても、映画を一緒にみるという行為はそこに入っても良い相手ともいえるだろう。
しかも、映画館の座席は至近距離というより超密接距離! お互いの体がぶつかる距離、手や肘に自然に触れられる近さなのだ。

映画館の薄暗さにこそ、二人を密着させる秘密が隠されていた!?


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人は「暗がりにおいては相手に密着したがる」習性がある。

アメリカの心理学者ケネス・J・ガーゲンが、“暗闇の中での対人関係の親密度はどのように変化するのか?”という実験を行った。“明るい部屋での男女”と“暗い部屋での男女”の行動の違いを比べたのである。

その結果によると、明るい部屋にいた被験者の男女は、実験中1メートル以上相手に近づくことはなく終始会話を続けていた。一方、暗い部屋にいた被験者の男女は、初めこそ会話を交わしていたものの、30分経過したところから言葉がなくなり、相手に触れたり抱き合うなどの身体的接触行動を起こしたのだ。

この被験者の男女は付き合っていたというわけでも知り合いでもなんでもない。見知らぬ者同士でさえも暗がりに一緒にいれば、親密になり相手に接触したがることがここで実証されたのだ。

そう、「暗い場所では相手に密着したくなる」という“恋に好都合な魔法”を使わない手はない! 彼から手を出されるのを待っても「いったいいつになることやら……」とジリジリするより、彼から手を出しやすくさせてあげよう。

というわけで、ムリに会話する必要もない「映画デート」は自然とスキンシップやイチャつきにもっていきやすいスポットなのだ。

……映画のあとは“二人きりになれる暗がり”へどうぞ♡
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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