肌がキレイになるスキンケアの方法 たったの4ステップだから手間がかからない!

筆者はこのウン十年、外資系ブランドからオーガニックものまで、それはそれは様々なスキンケアを試してきました。某美容雑誌では、製品を試すメンバーになっていたこともあります。で、それなりに遍歴を重ねてきてわかったのが、キレイな肌になることを目指す上で「スキンケアはシンプルなのがいちばん」ということ。

クレンジングの質とやり方はとっても重要!
クレンジングの質とやり方はとっても重要!


あまりメイクをしない人や「特別なことはしてないのよ〜」という人に限って、肌がキレイなことは薄々気づいてはいましたが、自分で実践してみて確信するに至りました。やはりシンプルなスキンケアにまさるものはないと。今回はその方法をご紹介します。ズボラさんには特にオススメです!

目次

美肌に近づく洗顔&クレンジング方法


朝は石けんでふつうに洗顔し、夜はメイクをしているときのみ、手ぬぐいと石けんを使います。この洗顔法をはじめたのは3年前の取材がきっかけでしたが、ラクさと気持ちよさがやみつきになってしまい、仕事を超えて今では日常の一部になりました。ちなみに朝はぬるま湯だけで洗うときもあります(むしろ洗いすぎには注意したいので)。

おすすめの洗顔方法


(1) メイクをしたままの顔をぬるま湯で濡らす
(2) 手ぬぐいをお湯で濡らして軽くしぼり、まぶたを上から下になでて、アイメイクをざっと落とす
(3) 手ぬぐいに石けんをつけて泡立て、顔全体を円を描くようにやさしくなでる。力を入れすぎず泡はつぶさないように、細かい部分は指に手ぬぐいを巻きつけて汚れを落とす
(4) 顔をぬるま湯でていねいにすすぎ、最後に冷水でひきしめ、基礎化粧品でしっかり保湿する

手ぬぐい洗顔がおすすめ
手ぬぐい洗顔がおすすめ


手ぬぐいの細かい繊維がファンデーションなどの粒子をからめとって、メイクを落とすとのこと。たいていのメイク落としには界面活性剤が入っていますが、石けんだとそれがないので肌が荒れにくいのだそう。ただウォータープルーフのアイライナーや、ラメが入ったアイシャドウなどの濃いメイクをしているときは、あらかじめその部分だけはポイントメイク落としでオフした方がいいかもしれません。(参考書籍:「美肌の習慣 手ぬぐい洗顔」(日本文芸社))





化粧水の付け方


化粧水はシンプルで、ジャバジャバ使えるものを選んでいます。10円玉大くらいを手に取って、肌に押し込むようにソフトにパッティング。潤いが足りないと思ったら2回でも3回でも重ねづけを。今まで使ってみてよかったのが、コープのヘチマローション。安い割にかなりのすぐれものでした。同じものを使っていると肌が甘えるので、周期的に使う化粧水を変えるスキンケアを心がけています。




クリームではなく最後にオイルで保湿


化粧水が乾ききらないうちに植物性のオイルを1〜2滴手に取り、手のひら全体に広げたら、顔にそっと当てるようにつけていきます。あまりこすらないようにするのがポイント。クリームを使っていたときもありましたが、皮膚にベッタリと膜をはる感じが苦手になり、ここ数年は使わなくなりました。最後にオイルを塗るスキンケアにしてから肌が柔らかくなった気がします。

植物オイルもおすすめ
植物オイルもおすすめ





スペシャルスキンケア


手ぬぐい洗顔で角質まで落ちてしまうので、よくドラッグストアで売っているような角質ケアジェルは必要なくなりました。美容液も使っていません。肌の再生をうながすといわれるフランキンセンスやゼラニウムの精油を使って、自分でマッサージ用のアロマオイルを作ることはあります。あとは「かっさ」を使ったマッサージや、ローションパックを時々するくらい。たまにこうしたスペシャルスキンケアを加えてあげることもお肌にとっては良いことです。

シンプルスキンケアにしてよかったと思うのが、手入れがラクなことと、肌が呼吸できる感じになったこと、コスメ代が圧倒的に減ったこと。顔に手を触れて、ツルツル感を感じることが増えたこと。
筆者が20代のときに知っていたら、肌的にも経済的にももっとよかったのにな〜とも思うので、まだ肌が衰えていないあなたにもオススメです。
(アオノミサコ)

この記事を書いたライター

アオノミサコ
イラストレーター・漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)が販売中。

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