彼氏がどんどんできなくなる女子のダメな片思いパターン

片思いに悩んでいる女子の恋愛相談が、ネット上にはすごくたくさんあります。たくさんの相談を分類していけば、彼氏がどんどんできなくなる女子の片思いのパターンは、たとえば以下の4つに分けることができるように思います。

女子のダメな片思いパターン
女子のダメな片思いパターン

今回は、彼氏がどんどんできなくなる女子の片思いのパターンについて、一緒に見ていきたいと思います。

目次

なんでもダメな方向にばかり考えてしまうから彼氏ができない


片思いの彼をご飯に誘ったら断られたとか、彼と一緒に帰る道すがら、なにも会話ができなかったとか、そういう小さなことで一喜一憂して、ネガティブ思考にやられたら、当然、彼氏がどんどんできなくなっちゃいます。もちろん、一喜一憂する気持ちや、ネガティブな思考に陥る気持ちは、理解できないものではありませんが、恋愛というのは、つまるところ男女の勝負です。

だから、断られたら、次はどうやれば断られずに済むのかとか、会話ができなかったら、次はどうやったら会話ができるようになるのか、というようなことを、人知れず黙って考えている人が、両思いになれるのです。

"自分から好きにならないと付き合いたいたくない"と思っているから彼氏ができない


ほかの何人もの男子から言い寄られているにも関わらず、「自分から好きにならないと付き合いたくない」と言っている女子がいます。そういう女子の中には、ずっと片思いをしている人もいます。
自分から好きにならないと付き合いたくないというのは、おそらく人の自然な気持ちであって、否定されるようなものではないはずです。

片思いをしているときは、どうしても視野が狭くなりがちかもしれません。でも、ものすごく好きな相手でなくとも、8割ぐらい好きであれば、自分に言い寄ってくる男子と付き合っちゃうというのも、ひとつの方法です。
付き合いながら、片思いの男子について、ひそかに想いをめぐらしていけば、自分がいかに夢物語のような片思いをしていたのかということに気がついて、自分の中で片思いのつらい気持ちが、いい思い出となって、終結していくということもあります。

好きすぎて尽くしてしまう女子は片思いのままで終わりがち


片思いの彼に、手作り料理をわたすとか、合コンでマメマメしく彼のテーブルの世話をするとか……そういうことをすればするほど、彼はどんどん逃げていくでしょう。そういうことをしてはいけないということではなく、そういうことをするタイミングが悪すぎるのです。

片思いをしていたら、どうしても独善的な考え方に陥りがちかもしれませんが、ここはひとつ深呼吸をして、まわりをゆっくり見渡してみるといいでしょう。すると、片思いの彼が、「今なにを欲しがっているのか」「なにをしたいと思っているのか」が、よく見えてきます。

素直になれず告白ができないから、なかなか彼氏ができない


「片思いの彼に好きと言えない」という悩み相談も、非常に多く見受けられます。こういうのは、自分の気持ちに素直になれていない証左です。「告白するのは勇気がいる」と、よく言われますが、勇気などなくても、自分の気持ちに素直に行動してれば、「好き」と言うきっかけは、生活の中にいくつも転がっているものです。

自分の気持ちに素直になれず、片思いの彼に告白できないまま、彼がほかの女子と付き合ってしまったら、ものすごく後悔しちゃうと思いますから、できるだけ、恋愛に限らず日々の生活の中で、自分の気持ちに素直に行動することを心がけてみてはいかがでしょうか。


いかがでしたか?
恋に恋しちゃっている若い時期に、片思いの悩みをたくさん抱えるというのは、非常にいいことだろうと思います。
みんなそうやって、恋愛とはなにかとか、人を好きになるとはどういうことなのかということを、身をもって学んで、オトナになっていくのです。

でも20歳も過ぎれば……とは言いませんが、そうですね、25歳も過ぎれば、やっぱり、自分の気持ちに素直に行動するとか、視野を広く持って相手のことを冷静に観察するとか、そういうオトナとしての感性も持っておかないと、生きていくのがしんどくなります。

つまり、自分が望んでいるものが欲しいという気持ちと、相手の事情や気持ちを察する心……この2つを、バランスよく操る能力がほしいところです。それがオトナってものです。

片思い中の女子は、気分的にしんどいかもしれませんが、できるだけフラットな気持ちを持つように心がけてみてはいかがでしょうか。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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