セックス中に彼氏から苦手な体位を求められたときの対処法

彼氏から、苦手な体位を求められたことってありますか?
人は誰しも、「○○自体は好き! 但し、○○の中でも、△△は苦手」って、よくあることだと思います。たとえば筆者の場合、「鍋料理自体は好き(キムチ鍋とかカレー鍋とか)!但し、鍋料理の中でも、豆乳鍋は苦手」です。セックスでも同じ。ここでは、性行為の主役とも言える、「挿入」に的を絞り、考察していきましょう。

セックス中に彼氏から苦手な体位を求められたときの対処法の1枚目の画像


目次

お腹のお肉が気になる「対面座位」が苦手


挿入自体は好き! 但し、「この体位は苦手」って、多かれ少なかれあるでしょう。筆者は、「対面座位」が苦手です。「愛情が感じられる体位」として、女性から爆発的人気を誇る体位ですが、ビールっ腹が気になる筆者にとっては、快感に集中できない、「不都合な体位」でしかないのです。

性行為の際は、「対面座位を求められませんように……」と、念じています。「相手男性に言えばええじゃないか!」とツッコミが入りそうですが、「ビールっ腹が気になって快感に集中できないから、対面座位はご勘弁を」だなんて発言したら、ムードぶち壊しですからね。

そして、「女性は、愛情が感じられる対面座位が好きな生き物である」という情報を、男性側はどこかで仕入れているのか、対面座位を求めてきます。さて、ここでとるべき態度は主に2つ。受け入れるか、断るか……。
色々な考え方があるでしょうけれども、基本的には前者姿勢であるべきと筆者は思うのです。膣内射精やら、アナル挿入やら、過激な行為を求められているわけでもなし、体位のバリエーションくらいは、柔軟に対応しましょう。苦手意識の克服は、断るよりも、「腹筋運動で、ビールっ腹を引っ込めよう」というやり方のほうが、うんとポジティブですからね。

動き方がわからない「騎乗位」が苦手


大半の女性が苦手意識を持つ体位といったら、なんといっても「騎乗位」でしょう。その理由を訊ねると、「動き方がわからない」と、みな口を揃えます。「わからないから断る」を繰り返していては、永遠に騎乗位を楽しむことはできません。
料理と一緒ですよ。「ビーフストロガノフが食べたい」とリクエストされ、「作り方がわからないから断る」って、そこに発展性がないですよね。インターネットでレシピを検索するなり、料理教室へ習いに行くなりすることで、リクエストに応えることができます。

騎乗位に話を戻しましょう。動き方がわからないなら、相手男性にレクチャーを受けるのが一番です。「どんなふうに動いたら気持ちいい?」と、ストレートに聞いちゃいましょう。性行為はコミュニケーションですから。

アナルを見られるのが恥ずかしい「バック」が苦手


後背位(バック)に対する苦手意識もちらほら耳にします。一般的には、「顔が見えず、キスもしづらいので、愛情が感じられない」という理由がメジャーとされていますが、よーく話を聞いてみると、全く別の事情があるようです。「アナルを見られるのが恥ずかしい」とのこと。

これに関しては、Oゾーンのムダ毛処理を徹底することで、だいぶ意識が変わってきます。いきなり美容皮膚科の門を叩くのはハードルが高いかもしれませんが、ブラジリアンワックスなら、比較的リーズナブルに施術を受けることが可能。
「肌が弱く、ムダ毛処理ができない」という女性は、「電気を消す」という方法もあります。「アナルを見られるのが恥ずかしい」の前半部分を割愛して、「恥ずかしいから、電気消して」と言いましょう。男性目線には、恥じらうあなたの様子は、可愛らしく映るはず。

私事で恐縮ですが、最近は「松葉崩し」に苦手意識を持つようになりました。趣味だったジャズダンスをやめてから、身体が硬くなり、足を吊りそうになるという、なんとも情けない理由です。これに関しては、柔軟体操で克服しようと考えています。兎にも角にも、基本的には断らず、受け入れる道筋を探りましょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。