好きではない男子からモテたときの対処法 祖末にしないでキープすべき?

自分から好きになった男性でないと、つきあいたくないと思う女子も多いのでは? でも、日々女子力を磨いている女子のみなさんなら、知らずのうちに男性の心を掴んでしまっていることもあるはずでしょう。そこで今回は、好きではない男子からモテてしまったときの対処法について見ていきましょう。
(c)LAURIRE PRESS
(c)LAURIRE PRESS

目次

1.芸能人的な発想をしてみる


芸能人って、言うまでもなく「見ず知らずの人や、自分が好意を抱けない人」から好かれています。つまり芸能人はファンに対して、好きとか嫌いという感情で接するのではなく、「わたしに好意を抱いてくれてありがとうございます」という気持ちで接しています。この「相手の愛情をスマートに受け入れること」が、芸能人の仕事のひとつなわけです。

一般人だって同じです


自分が好きではない男子から好意を受けたとき、あなたも芸能人のように、愛情をスマートに受け入れてみてはいかがでしょうか。自分から好きになった男子としかつきあいたくないとお考えの女子は、ホントにそういう考え方が徹底している場合が多いので、「好きじゃない男子からの好意であっても、スマートに受け入れましょう」と言ったところで、すぐにはできないかもしれません。

でも、「好きになってくれてありがとう」と、思ってみるといいと思います。愛って「自分から誰かのことを愛すること」より「だれかに愛されること」のほうが、むずかしいし、高級なことなのです。

2.誠意をもって、ちゃんと断る


好きではない男子からモテたときの対処法 祖末にしないでキープすべき?の2枚目の画像

人によるのかもしれませんが、とくに若いうちは「ちゃんと断る」ことができない人が多いと思います。「ちゃんと断ったら相手が傷つく」と考えているから、ちゃんと断れないのかもしれません。あるいは自分から断ることで、自分が悪者になるのがイヤだからなのかもしれません。

でも、好きではない男子からモテてしまって、その彼が告白してきたとして……どうしてもイヤだからつきあいたくないという場合は、ちゃんと断るべきです。

期待だけさせるのは失礼


ちゃんと断ってあげないと「相手が前に進めない」からです。相手に中途半端な期待を持たせたまま、ズルズルと時が過ぎると、相手の期待は徐々に大きくなります。同時に、期待ばかりしちゃって妄想が膨らんで、あなたのことを歪んで見るようになります。

ちゃんと「つきあうのは無理です」とかと断れば、相手は「では、ほかの女子を当たろう」と思えたりします。キッパリ断ることは、優しさなのです。

3.友だちとしてキープしておくのも手?


好きではない男子からモテたときの対処法 祖末にしないでキープすべき?の3枚目の画像

恋愛上手な女子がよく使っているのが「友だちとしてキープしておく」方法です。たとえば、28歳までは、顔がタイプでかっこよくてヤンチャな男子とつきあいたい……でも29歳で結婚したいから、顔がまあまあで上場企業に勤めている男子をキープしておく女子とか……わりといます。

こういう女子って、計算高い女子に思えるかもしれません。でも、恋愛には、これくらいの計算が必要なのです。恋愛って、キラキラした側面だけでなく、ドロッとした男女の計算というか思惑にあふれている側面だってあるのです。

この方法のコツは?


あまり好きじゃないけど、結婚向きの男子かなと思えたらキープしておくといいのです。結婚向きでなくても、なにかとあなたにメリットをもたらしてくれそうな男子だと思えば、キープしておくといいのです。キープという言い方がひどいのであれば、友だちとして持っておけばいいのです。

Wワークしたことのある女子はわかると思いますが、こういうのって、キープボトルと同じです。半年に1回しか店に来ない客のボトルだって、捨てずにキープしておくと、なにかのときに役に立って、客から感謝されるでしょ?

あなたへの好意に感謝しよう


好きではない男子からモテてしまったとき、その男子のことがどうしても嫌いなら、上に書いたように、ハッキリと断ること。そうでもないのであれば、時間を味方につけることです。時間を味方につけつつ、保留にしておくことです。つまり、「嫌いです」とか「つきあいたくありません」と即答することを避けること。

あなたも彼も、その周囲の状況も、時間とともに少しずつ変化していっています。いいふうに変化することが、いい人生を作ってくれるわけですが、いい変化をしようと思えば、他人の好意を、できるだけ粗末に扱わないことです。

そもそも、あなたに好意を寄せてくれる人って、地球上にこんなにたくさん人がいるにもかかわらず、すごく少ないでしょう? この事実に、もっと謙虚になってみてはいかがでしょうか。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

関連記事