いい感じなのに「好き」とは言ってくれない男子の本音って!?

明らかに「彼は私のことが好きだろう」という状況にもかかわらず、なかなか「好き」と言ってこない男たちっていませんか? いい雰囲気なのに……彼らはなぜ好きと言ってこないのでしょうか。男子の本音とその対処法について、一緒に見ていきましょう。

目次

1. 男子って意外と鈍感だから


(C)LAURIER PRESS
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あなたが「彼は絶対に私のことが好きに違いない」と思って、たとえば彼に告白したとします。そのとき彼は「えっ! 君っておれのことが好きだったの? そんなこと、全く知らなかった」と言うことがあります。知らないふりをしてクールな男を演じているケースももちろんありますが、本当にウソ偽りなく知らなかったというケースもあります。

恋愛のことはあまり考えていない


男子って、女子が思っているより恋愛に関して鈍感だったりもします。女子は、極端にいえば四六時中、恋のことを考えている人もいますね。でも四六時中、恋愛のことを考えている男子はすごく少ない。
もちろん、女子のハダカのことを四六時中考えている男子は山のようにいます。でも、現実的な恋愛について頻繁に考えている男子は少ないものです。

このような鈍感な男子に、あなたはどう対処するべきか? それは恋愛に限らず、なにごとも敏感な人が鈍感な人を導くしかないですよね。

2.「おれには無理」とあきらめている


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男子って、好きになった女子のことを「おれより立派な存在」だと感じることがあります。たとえあなたの方が彼より明らかに貧しく、明らかに偏差値が低かったとしても、好きになった彼女のそういうところを超越して、「すごい人」としか思えなくなるのです。

ありのままのあなたを見せて!


だから彼ともっと仲良くなるといいです。彼はあなたのことを「生きている意味を教えてくれる女神のような存在」と思っていても、実際のあなたは女神ではないですよね。普通の人間ですよね。だから、普通に仲良くすればいいのです。人間くさいところを彼に見せてあげるといい、ということです。

3. 軽い男と思われたくないと思っている


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好きになった相手に、即座に「好き」と言うと、なんだか軽い男に思われそうでイヤだなあ……こんなことを思って、なかなか告白してこない男子もいます。初デートでいきなり寝ない男子と同じです。あきらかに「そういうことをしたい」と二人とも思っているけれど、なかなか手を出してこない男子というのは、「軽い男に思われたくない」と思っていたりもするというのと同じです。

タイミングを見計らってみて!


女子の方から彼に告白して、いちゃいちゃしようなどと言ってしまえば、今度は女子の方が軽く見られてしまう恐れが出てきますよね。こういうのは、時間が解決してくれることです。だから二人で仲良くしつつ「そのとき」を待つといいのです。
恋愛において、ある種のできごとは時間にしか解決できないようになっています。時間をかけると何が起こるのか? たとえば発酵が起こります。発酵って、時間を味方につけないと無理なことですよね。二人の気持ちが時間の経過とともに発酵する、つまりいい感じに熟成されるから、なんとなく好意を寄せあっている二人が“確実に”結ばれるのです。

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「最近の男子は草食系だから」と言ってしまえばそれまでのことであっても、男子の心の機微を見ていくと、「草食系だから」では済まされない、いくつかの大切なことが見えてくることもあります。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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